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【 2002年11月9日号 】
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その他のニュース
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- 星野金属のキューブ系自作PCキットが一斉にIntelチップセットに
星野金属からShuttle製i845GEチップセット搭載Socket 478用マザーボード「FB51」を採用した自作PCキットの新シリーズ「Figaro」がデビューした。製品は「Pandora Figaro」「POLO Figaro」「POLO R Figaro」「ALTIUM/SBS Figaro」「M.J Figaro」の5製品で、本体カラーはホワイトパールマイカ、シルバー、ブラックが用意されている(「POLO Figaro」はホワイトパールマイカとシルバーの2色、「ALTIUM/SBS Figaro」はシルバーとブラックの2色のみ)。実売価格は53,800円~84,800円(詳細は「今週見つけた新製品」参照のこと)。ただし「M.J Figaro」だけはまだ店頭には並んでいない。「Figaro」はPCケースのデザインなどはほぼ従来どおりで、マザーボードをShuttle製のSiS651搭載Socket 478用マザーボード「FS51」から前述の「FB51」に変更したのが主な特徴。マザーボードは変更されたが、FSB 533MHz、PC2700 DDR SDRAM(DDR333)、USB 2.0サポートのほか、VGA、サウンド、10Base-T/100Base-TX対応LANインターフェイスなどの機能を搭載するといった点に変わりはない。チップセットが変わったことでIDEインターフェイスは従来のUltra ATA/133からUltra ATA/100にスペックダウンするかたちとなったものの、Intel純正のi845GEチップセットを搭載するキューブ系PC自作キットはこれが初めてとなるだけに注目の製品といえるだろう。
□Figaro(http://www3.soldam.co.jp/barebone/figaro/)
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- Promise純正のSerial ATA対応カードが登場、変換アダプタはなし
IDE RAIDカードなどの製品で定評のあるPromiseから、同社としては初となるSerial ATAインターフェイスカード「SATA150X2plus」が登場した。出回っているのはシネックスによる日本語パッケージ版で、実売価格は6,780円~7,480円(詳細は「今週見つけた新製品」参照のこと)。「SATA150TX2plus」が搭載するコントローラチップはSerial ATAとUltra ATA/133の両方のインターフェイスに対応したPromise製PDC20375。基板上には2チャネルのSerial ATAコネクタと1チャネルのIDEコネクタを装備しており、Serial ATAデバイスとIDEデバイスをそれぞれ2台ずつ接続することが可能だ。ケーブルはSerial ATA用が2本、IDE用が1本付属している。RAID構成には対応せず、またシリアル-パラレル変換アダプタなども付属しないが、シンプルなSerial ATA+Ultra ATA/133両対応のインターフェイスカードが欲しいという人にはぴったりの製品といえそうだ。なお、発売時期などは未定だがSerial ATAインターフェイスのみを4チャネル装備したモデル「SATA150TX4」も用意されている。
□SATA150TX2plus(http://www.synnex.co.jp/cgi-bin/product/description.cgi?upc_code=4515479224223)
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- USB 2.0対応の小型メモリカードリーダーが6,000円前後で登場
わずか名刺入れサイズというコンパクトなボディが特徴的なVICS TechnologyのUSB 2.0対応メモリーカードリーダー/ライター「RD6 USB2.0」が登場した。発売元はバーテックスリンクで、実売価格は5,280円~5,480円(詳細は「今週見つけた新製品」参照のこと)。USB 2.0対応で高速データ転送を実現したメモリーカードリーダー/ライターとしてはロジテックから「LMC-CA84U2」がすでに登場しているが、それに比べると「RD6 USB2.0」は価格が安いのが魅力だ(「LMC-CA84U2」の発売当初の実売価格は12,980円)。対応するメディアはメモリースティック、スマートメディア、コンパクトフラッシュなど6種類で、「LMC-CA84U2」の9種類に比べれば少ないものの、あらかじめ利用するメディアがいくつかに決まっているという人にはこれで十分だろう。また、USB 2.0接続時のデータ転送は、USB 1.1接続に比べリード時で最大457%、ライト時で最大213%の速度アップが実現できたとしており(いずれもマイクロドライブ使用時)、データ転送の高速性についても期待してよさそうだ。
□RD6 USB2.0(http://www.vertexlink.co.jp/product/platform/vics/rd6_u20/)
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- 赤色基板に赤色スロット搭載の真っ赤なマザーが展示中
赤色基板に赤色のAGP/PCIスロットなどの部品を搭載し、さらに青く光るチップセット用ファンまで装備するという、なんともド派手なルックスのIwill製i845PE搭載Socket 478マザーボード「P4HT」が近日中にも登場することになりそうだ。クレバリー1号店、T-ZONE. AKIBA PLACEで展示が行われているほか、TSUKUMO eX.とフェイス秋葉原本店の動作デモでは実際にファンが光る様子を見ることができる。TSUKUMO eX.の入荷予定時期は来週で、予価は14,500円。赤色の基板と部品を採用したマザーボードというと、以前CFD販売から発売されたPCケースやCPUクーラーなども赤色というDual Athlon対応自作PCキット「CyberHawk」が思い出されるが、こうしたマザーボードが単品で登場するというのは今回が初めて。「P4HT」はAGP/PCIスロット、IDEコネクタ、DIMMスロットのほか、CPUクーラー用リテンションまで赤色という気合の入りようで、同社も「“井伊の赤備え”を連想する色彩」と表現している。どうせならチップセット用ファンの光も赤色にしてほしかった、と言いたくなるが、真紅の基板に青色のファンという組み合わせもそれほど悪くはない。気になる人は店頭で実物をチェックしてみるとよいだろう。
□P4HT(http://japan.iwill.net/whats_new/SeeMore.asp?vID=36)
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