【 2002年11月22日号 】
GIGABYTE製品のイベントで最新E7205搭載マザーボードがデモ
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 バーテックスリンクは22日(土)、9月の「Mercurioキャンペーン」に続く一般ユーザー向けイベントとして、GIGABYTE製品を紹介する「GIGABYTE EXPO in AKIHABARA」を実施した。会場はLinux Cafe di PRONTO秋葉原店(ブロックD2-[e2])で、会場では未発売の最新製品が展示されたほか、景品つきのビンゴ大会などが行われた。

 会場に展示されていたのは、マザーボードやビデオカード、PCケースなどといったGIGABYTEの主力製品群。日本国内でメジャーなブランドだけに、その多くはもはや店頭で見慣れたものだが、中にはパワーユーザー注目の未発売製品もいくつか見られた。

 もっとも目を惹いたのが、会場中央でデモを実施していた同社のE7205チップセット搭載マザーボード「GA-8INXP」。E7205は開発コードGranite Bayで知られる最新のSocket 478用チップセットで、AGP 8XやデュアルチャネルPC2100(DDR266)をサポートするなどの特徴を持つ。実際にデモ機ではメモリをPC2100 DDR SDRAMをデュアルチャネルで駆動、ビデオカードはAGP 8X対応のRADEON 9700 PRO搭載ビデオカードを搭載するという最新機能をフルに活かす構成になっていた。

 外観で特徴的なのは、Socket 478とI/Oパネルとの中間に、レギュレーター用のサブボードが専用スロットを介して垂直に取り付けられている点。これは「Dualパワー電圧安定器モジュール」と呼ぶもので、これを搭載することで150Aまでの大きな電流も流せるようになっているという。なお、ここには青く発光する冷却用のファンまでついており、その目立ちぶりはCPUを尻目に“ここが心臓部だ”と言わんばかりだ。

 GIGABYTEはこのマザーボードを「Dualパワーシステム(Dualパワー電圧安定器モジュールの搭載」「Dual冷却(チップセットとレギュレーター用冷却ファン)」「Dual BIOS(二重化BIOS)」「Dualプロセッサー(Hyper-Threading)」「DualチャネルDDR(デュアルチャネルPC2100)」「Dual RAID(Serial ATAとIDEのRAID)」の“6つのDual”を備えた最新製品として近日発売する予定という。会場には、その力の入れかたを表すかのように、発売時に採用する予定という黄金色のリテールパッケージが展示されていた。

 このほか、GIGABYTEがこのところ力を入れているATI製ビデオチップ搭載のビデオカードも一堂に展示。まだ発売されていないRADEON 9500搭載の「GV-R9500」も並べられていた。

 イベントは22日(土)だけの限定開催だったため、このチャンスを逃した人はデモを見ることができないものの、ここで展示された未発売製品はそう遠くないうちに店頭に並ぶはず。あとはこれら製品の発売を待つばかりだ。

□GIGABYTE EXPO in AKIHABARA(バーテックスリンク)
http://www.vertexlink.co.jp/gigabyte/

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【2002年9月28日】バーテックスリンクがイベントを実施、“謎の”未発表マザー展示も
http://akiba-pc.watch.impress.co.jp/hotline/20020928/etc_mercurio.html

 (GIGABYTE製品)

[撮影協力日本ギガバイトバーテックスリンク]


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