デビュー当時から主にショップブランドPCの組み込み用として限定販売されてきたPentium 4 3.06GHzが、ようやく今週から単品販売が解禁になった。確認できた限りでは、18日(水)を境に多くのショップが単品での販売を始めている。
デビュー当初、単品販売を実施したのはコムサテライト3号店のわずか1店のみで、その後もほとんど単品販売の例はなく、価格の高さもあってPentium 4 3.06GHzはまさに高嶺の花といった存在。先週から単品販売の予約受付が複数のショップがスタートさせていたものの、それも「そこまでしなければ入手できない」という希少感を一層高めることになっていた。
そうした絶望的な状況にあっただけに、今回の複数ショップでの単品販売スタートはPentium 4 3.06GHzを渇望していたユーザーにとってはまさに朗報といえる。実売価格も84,000円前後とデビュー当初に比べて下がっており、値段そのものはもちろん高額ではあるが入手性は格段にアップしている。
Hyper-Threadingテクノロジの搭載など注目される部分も多いPentium 4 3.06GHzは、ボーナス時期と重なったことで、もしかすると高額のCPUとしてはかつてない売れ行きを見せることになるのかもしれない。
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| (Intel Pentium 4 3.06GHz) |
[撮影協力:ツクモパソコン本店II]