【 2003年1月25日号 】
第2世代Mini-ITXマザー向けACアダプタ採用薄型ケース発売
Cubid 2699Cubid 2699
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 「EPIA-M9000」「EPIA-M6000」「EPIA-VE5000」「EPIA-V8000」といった、第2世代のMini-ITXマザーボードへの対応をうたったPCケースが発売となった。製品はMorexのACアダプタ採用ブックサイズケース「Cubid 2699」で、実売価格は9,980円(詳細は「今週見つけた新製品」参照のこと)。カラーはホワイトとブラックの2色だ。

 EPIAシリーズの第2世代製品として登場したEPIA-MとEPIA-Vシリーズは、基板上のUSBインターフェイス用ヘッダピンの配列が従来のEPIAシリーズと異なっていたため、既存のMini-ITXケースではケース本体のUSBコネクタが利用できないなどの問題があった。

 今回登場した「Cubid 2699」は、全体的なデザインや本体サイズ(高さ63.5×奥行き273×幅295mm)、ベイ数(スリムタイプ光学ドライブ×1、スリムタイプFDD×1、3.5インチシャドウ×1)は従来製品の「PRO CASE II」などと変わらないが、ヘッダピン配列は第2世代製品に沿ったものになっており、EPIA-MとEPIA-Vシリーズ搭載時にフロントパネルに備えるUSBコネクタが利用可能だ。フロントパネルにはUSBコネクタのほか、IEEE-1394とサウンド入出力の各コネクタも装備している。

 また、従来製品の「PRO CASE II」や「Cubid 2688」にEPIA-Mシリーズを搭載しようとすると、マザーボード用電源ケーブルが短くて基板上のコネクタに届かないという不具合があったが、「Cubid 2699」では電源ケーブルを長くすることでこれを解決している。まさに、EPIA-MとEPIA-VシリーズにおあつらえのPCケースといったところだ。

 付属品は、ACアダプタ(12V/4.58A)、PCIスロット用ライザーカードなど。EPIA-MやEPIA-Vシリーズと相性のよいケースを探しているという人にとっても有力な選択肢となりそうだ。

□Cubid 2699(Morex Information)
http://www.morex.com.tw/2699.htm
□関連記事
【2003年1月18日】Mini-ITXのEPIAシリーズにFDDコネクタ搭載版「EPIA-V」登場
http://akiba-pc.watch.impress.co.jp/hotline/20030118/etc.html#epia-v
【2002年12月7日】ファンレスでDVD再生可能なMini ITXマザー「EPIA-M E6000」発売
http://akiba-pc.watch.impress.co.jp/hotline/20021207/etc_epiam6k.html

 (Cubidシリーズ)

[撮影協力:コムサテライト3号店PC・SHOP Wakamatsu]


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