EPoXからPentium M対応の組み込み用途向けSocket 479Mマザーボード「IP-4MTS2B」が登場、スリートップ2号店で販売が始まった。この製品は、先々週登場したPentium M 900MHzオンボードの「IP-4MTS2B」のソケット版だ。実売価格は34,800円(詳細は「今週見つけた新製品」参照のこと)。
今回の「IP-4MTS2B」は、Pentium Mを別途入手して取り付けるタイプで、基板上には黒いCPUソケットを装備している。CPUソケット以外の見た目はCPUオンボード版と同様で、i855GME+ICH4チップセットを搭載するほか、PCI×1、DDR SDRAM対応DIMM×1といったスロットの本数も変わりない。CPUオンボード版と同じく組み込み用途向けで、基板が特殊形状のため通常のPCケースには装着できない点に要注意だ。
また、チップセットを同時に冷却できる薄型のCPUクーラーが付属しているが、これはCPUオンボード版とは異なりファンを搭載している。ファンレスではないが、Webサイトに掲載のマニュアルによればCPUクロックはPentium M最上位モデルの1.7GHzまで対応しており、性能を重視した小型PCの自作に向いているといえそうだ。
□IP-4MTS2B(EPoX Computer)
http://www.epox.com/USA/product.asp?id=IP-4MTS2B
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| (EPoX IP-4MTS2B) |
[撮影協力: スリートップ2号店]