最大4台のHDDを内蔵して1ドライブとして認識させることも可能なUSB 2.0/IEEE 1394接続のアルミ製外付けHDDケース「グッドフェイスQuat」がセンチュリーから登場した。カラーはブラック(EX35FUL4)とシルバー(EX35FUL4-B)の2種類で、実売価格は各24,675円~27,090円(詳細は「今週見つけた新製品」参照のこと)。
「グッドフェイスQuat」は、3.5インチのIDE HDDを4台まで内蔵できる外付けケース。複数台のHDDを1ドライブとして認識させる「ジョイントモード」と、個別のドライブとして扱う「スタンダードモード」の2種類があり、例えば250GBのHDD 4台を「ジョイントモード」で使えば1TBという大容量ドライブを構築できる。大容量の外付けHDDとしては、過去に4台のHDDを内蔵した容量1TBの「HDZ-UE1.0T」がアイ・オー・データ機器から発売されているが、自宅で眠っているHDDを活用したいといった人にはこの「グッドフェイスQuat」がうってつけと言えそうだ。
ただし、「スタンダードモード」でHDDを4台認識できるのはUSB接続時のみで、IEEE 1394接続時は2台まで(上側2段のドライブベイ)とされている点に要注意だ。また、RAIDやバックアップといった機能は搭載していない。付属品はUSBケーブル、IEEE 1394ケーブル、ACアダプタ、デバイスドライバ収録FD(Windows 98SE用)など。
なお、マニュアルには、250GBのHDDを4台使った例が示されているが、高速電脳によると「ジョイントモードで4台の300GB HDDを接続しても動作可能」という。
250GBのIDE HDDは、安いものは16,000円台で入手が可能(先週時点の価格)で、それらと「グッドフェイスQuat」を使えば10万円以下で1TBドライブを構築できる。コスト重視派にとっても注目の製品だろう。
□グッドフェイスQuat(センチュリー)
http://www.century.co.jp/products/suto/ex35ful4.html
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| (センチュリー グッドフェイスQuat) |
[撮影協力: 高速電脳]