プロセッサ・ナンバ採用のCeleron Mが登場、1.5GHzの340

	【 2004年6月12日号】
	プロセッサ・ナンバ採用のCeleron Mが登場、1.5GHzの340

　Pentium Mに続いて、同じくモバイル向けCPUのCeleron Mでもプロセッサ・ナンバ採用製品が出回り始めた。販売が始まったのは動作クロック1.50GHzのCeleron M 340のリテールパッケージ品で、実売価格は17,430円～17,980円（詳細は「今週見つけた新製品」参照のこと）。OVERTOPでは「正規代理店経由の製品」としている。
　プロセッサ・ナンバ初採用のDothanコアPentium Mでは、従来のBaniasコアと比べて製造プロセスルールが0.13μmから90nmへ微細化したほか、キャッシュ容量が1MBから2MBへ倍増するなどの大幅な進化が見られたが、今回のCeleron Mは、製造プロセスルールは従来どおりの0.13μmで、キャッシュ容量も据え置きの512KBとスペック的にはやや地味な印象だ。
　とはいえ、動作クロックはCeleron Mで最高となる1.50GHzで、コストパフォーマンス重視派にとって魅力的な存在であるに違いない。そのほかの主な仕様は、FSBが400MHz、動作電圧が1.356V、TDPが24.5Wとなっている。S-Specは「SL7ME」。外箱の裏面にはPentium Mのリテールパッケージ品と同様に小窓が設けてあり、CPUの表面を目視することが可能だ。
□Celeron M（インテル）
http://www.intel.co.jp/jp/products/notebook/processors/celeron_m/
□関連記事
【2004年6月5日】Pentium M最上位モデルの755が登場、クロック2GHzで動作
http://akiba-pc.watch.impress.co.jp/hotline/20040605/etc_dothan755.html
【2004年4月10日】Celeron M 1.3GHzがバルクで登場、価格は約16,000円
http://akiba-pc.watch.impress.co.jp/hotline/20040410/etc_celeronm.html

　（Intel Celeron M）

[撮影協力: OVERTOP]

※特記無き価格データは税込み価格（税率=5％）です。

[↑前の記事]：	Serial ATA対応のプレクスター製書き込みDVDドライブが発売
[↓次の記事]：	パラレルATA対応では初の400GB容量HDDが登場、日立製

戻る　