【 2005年1月22日号 】
90nmプロセスのSempronが登場、データシートに記載なし
90nm Sempron90nm Sempron
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 Socket 754版Sempron 3100+で90nmプロセス製造という新リビジョンがリテールパッケージ品で出回り始めた。実売価格は13,400円(詳細は「今週見つけた新製品」参照のこと)。

 公式スペックではプロセス技術は0.13μmとされているSempronだが、今回販売を確認したこの動作クロック1.8GHzの3100+はパッケージに「90nm」と書いたシールが貼られている。OPNは2004年8月の発売当初のモデル(SDA3100AIP3AX)とは異なる「SDA3100AIO3BA」。

 このOPNは22日(土)時点で公開されているデータシートには掲載されていないためスペックの詳細は不明だが、下2桁のアルファベットが「AX」から「BA」に変わっていることから従来のCGリビジョンとは異なるリビジョンであることが分かる。動作電圧(9桁目の「I」)は従来どおり1.4Vだ。

 低発熱やオーバークロックに期待している人にとっては注目のCPUと言えそうだ。


□Sempron/Athlon 64 Processor Power and Thermal Data Sheet(AMD)
http://www.amd.com/jp-ja/Processors/ProductInformation/0,,30_118_11599,00.html
http://www.amd.com/us-en/Processors/TechnicalResources/0,,30_182_739_11683,00.html
□関連記事
【2005年1月8日】Mobile Sempronが初登場、外観がPentium III似の2600+
http://akiba-pc.watch.impress.co.jp/hotline/20050108/etc_mbsempron.html
【2004年8月21日】Sempron 3100+がデビュー、シリーズ唯一のSocket 754版
http://akiba-pc.watch.impress.co.jp/hotline/20040821/etc_semp31.html

 (AMD Sempron)

[撮影協力: パソコンショップ アーク]

※特記無き価格データは税込み価格(税率=5%)です。

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