【 2005年3月12日号 】
i855GMEでFSB 533MHz版Pentium M対応のマザーが発売
i855GMEm-LFS(Ver.2)i855GMEm-LFS(Ver.2)
i855GMEm-LFS(Ver.2)i855GMEm-LFS(Ver.2)
 AOpenから、キューブ系自作PCキットに続いて、i855GMEチップセットを搭載しながら最新のFSB 533MHz版Pentium Mに対応するというSocket 479Mマザーボードが発売になった。製品は「i855GMEm-LFS(Ver.2)」で、実売価格は24,500円~26,040円(詳細は「今週見つけた新製品」参照のこと)。

 2004年10月に発売された低価格なPentium M用マザーボード「i855GMEm-LFS」の改良モデルで、独自技術によりi855GMEでは本来対応しないFSB 533MHzにも対応したというのが大きな特徴。もちろん、従来のFSB 400MHzのPentium Mも使用可能だ。FSB対応の仕様が変更になった以外は特に従来と仕様は変わりなく、マザーボードの外観もFSB切替用の対応ジャンパピンが追加になっている程度で大きくは変わっていない。なお、マニュアルも従来のFSB 400MHz対応モデルのまま使われており、FSB 533MHz対応についての情報は、添付されている別紙にあるだけとなっている。

 また、リテールパッケージも従来のままで、印刷されている対応CPU一覧もFSB 400MHzのPentium Mのみとなっているので、購入時はよくチェックして見分ける必要がある。FSB 533MHz対応モデルのバージョンには、リテールパッケージの表面に「i855GMEm-LFS(Ver.2) Pentium M 533MHz対応バージョン」と記されたシールが貼られているので、これが目印になる。

 デュアルGigabit Ethernet、IEEE 1394、Serial ATA II(RAID 0/1対応)、VGA、5.1チャネル出力対応サウンドといった豊富なデバイスを搭載しているなどの基本仕様は従来通り。


□i855GMEm-LFS(AOpen)
http://aopen.jp/products/mb/i855gmemlfs.html
□関連記事
【2004年10月9日】Pentium M普及の火付け役?AOpenの廉価Pentium Mマザー登場
http://akiba-pc.watch.impress.co.jp/hotline/20041009/etc_i855gme.html
【2005年1月22日】Sonomaも自作可能、i915GM搭載Pentium Mマザーが展示
http://akiba-pc.watch.impress.co.jp/hotline/20050122/etc_915gmm.html

 (AOpen i855GMEm-LFS)

[撮影協力:BLESS 秋葉原本店USER'S SIDE本店]

※特記無き価格データは税込み価格(税率=5%)です。
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