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JR秋葉原駅の北口で2003年5月から建設が進められていた地上31階、地下2階の秋葉原ダイビルが3月31日(木)に竣工、産学連携や技術・人材交流などを担う「秋葉原クロスフィールド」がオープンし、同ビル2階の秋葉原コンベンションホールで石原慎太郎東京都知事などが出席したオープニングセレモニーが開催された。
●秋葉原ダイビルがオープン
当初「秋葉原ITセンター」と仮称されていた秋葉原クロスフィールドは、東京都が推進する秋葉原再開発計画。企業と大学が協同で研究や人材育成にあたる「産学連携機能」、高速大容量インフラで情報の収集、伝達を行なう「情報ネットワーク機能」、IT機器の展示や技術・人材交流の場を提供する「集客等機能」、オフィス空間を提供する「オフィス機能」の4つがその中核で、秋葉原ダイビルとその北側で工事が進む秋葉原UDXビル(2006年3月竣工予定。地上22階、地下3階)でこれらの機能を実現していくことになる。
秋葉原ダイビルは産学連携、オフィス機能のための大学・企業向けフロアが中心だが、1階と2階には無線LAN環境が整ったネットカフェや、「遊びと想像の場」となるワークショップやギャラリーなど、一般の人も出入りできる空間が用意されている。2階ではブリキおもちゃコレクターとして知られる北原照久氏の「北原照久コレクション展」が10日(日)まで、ビル前広場では秋葉原電気街振興会主催の「秋葉原春のデジタルライフフェア」に関連した製品展示イベント「デジタルライフエキシビジョン」が3日(日)まで、それぞれ開催される。
●急速に変わる駅前
一方の秋葉原UDXビルは集客、オフィス機能に比重が置かれており、1階~3階がレストラン/ショールーム/イベントスペースなど、4階が多機能イベントホール、5階以上がオフィスというフロア構成になっている。地下階には駐車台数798台の大型駐車場を備えるなど、一般の買い物客としては、こちらのオープンのほうが利用価値が高く、期待されるところだ。
また、こうした動きにあわせてJR秋葉原駅の構内や周辺では特に飲食店の新規出店も盛んだ。秋葉原ダイビルの南側には、9階建ての飲食店ビル「秋葉原駅前プラザビル」が先週オープン、さらに今週は駅構内にうどん、ラーメン、カレー、コーヒーなどのショップ6店舗がオープンしている。
●早くもイベントで有効活用
秋葉原クロスフィールドは秋葉原UDXビルの完成を残しているものの、飲食店の充実や周辺道路の整備など、アキバの人そのものの受け入れ態勢が大きく変わりつつあり、今後急速に街が変貌を遂げていくことになりそうだ。
週末には、一新されたJR秋葉原駅前の広場で各メーカーの最新製品を展示するイベント「デジタルライフエキシビジョン」が開かれ、またタレント出演のイベントも開催されるなど、早くも秋葉原を活性化させる再開発の成果が表れつつある。
□秋葉原クロスフィールド(クロスフィールドマネジメント)
http://www.akiba-cross.jp/
□秋葉原ダイビル(ダイビル)
http://www.daibiru.co.jp/tokyo/akihabara/
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http://akiba-pc.watch.impress.co.jp/hotline/20050319/etc_dlifefair.html
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