2重構造のサイドパネルや底面パネルを採用し、遮音性や冷却性の高さをウリとするアルミ製ATXケース。メーカーはジャパンバリュー。 「2枚のアルミ板で作ったパネルの中をダクトとして使う」というコンセプトは星野金属のALTIUM ALCADIAシリーズと同じだが、通風構造そのものは異なるもの。具体的には、ALTIUM ALCADIAシリーズでは「側面後部吸気→前面側より内部に放出→背面排気」だった通風ルートが、この製品では「底面吸気→前面側より内部に放出→背面排気」と「底面吸気→電源部→背面排気」の2系統になっており、吸気口が底面にあることと、電源部の通風が独立構造になっているのが目立っている。なお、両系統の排気部分となる背面の排気ファン/電源ファン部分には静音フードを備えている。 また同社の製品らしく電磁波対策にも力を入れており、スイッチなどの電磁波漏れが多い部分には、特に対策をしてあるという。 搭載ファンは14cm×1(前面)と12cmファン×1(背面)で、電源は別売。 現時点では「予約者の一部に出荷をはじめた段階」(高速電脳)で、店頭在庫はまだないが、「近日中に在庫販売できるようになる見込み」(同)という。 □関連記事 【6月18日】二重構造サイドパネルで静音と冷却性重視のケースが展示中 http://akiba-pc.watch.impress.co.jp/hotline/20050618/etc_artistmaster.html 【6月25日】星野金属から内部が二重構造のタワー型ケースが登場 http://akiba-pc.watch.impress.co.jp/hotline/20050625/etc_alcadiax1.html 【7月23日】二重構造PCケースの改良版「ALCADIA X-2」がデビュー http://akiba-pc.watch.impress.co.jp/hotline/20050723/etc_alcadiax2.html
[撮影協力:高速電脳]
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