メモリのSPD情報をスイッチで変更できるというユニークなセンチュリーマイクロ製DDR2メモリモジュール2モデルが発売となった。
実売価格は容量1GBモデル「CD1G-D2UMLT/HY-D5」(Hynix製チップ、最高667MHz)が13,440円、512MBモデル「CD512M-D2UMLT/EL-GE」(エルピーダ製チップ、最高800MHz)が9,954円(詳細は「今週見つけた新製品」参照のこと)。
この2製品は、基板上に備えるスライド式のスイッチを使って、クロックやレイテンシなどのSPD情報を4段階に変更できるのが特徴。モジュールの表面にはスイッチの設定値を記したラベル(赤字が標準設定)が貼られている。
設定可能なクロック/レンテンシの範囲は「CD1G-D2UMLT/HY-D5」は400MHz/3-3-3~667MHz/5-5-5、「CD512M-D2UMLT/EL-GE」は533MHz/4-4-4~800MHz/5-5-5。
最近はSPDをBIOSで設定できる機能を持つマザーボードも多いが、そうした機能のないマザーボードではこの製品が役立ちそうだ。
□CD1G-D2UMLT/HY-D5/CD512M-D2UMLT/EL-GE(センチュリーマイクロ)
http://www.century-micro.co.jp/product/ddr2/#ddr2_vf
http://www.century-micro.co.jp/company/news/multi_spd/
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【2005年12月17日】SPD切替えスイッチ付きのDDR2 DIMMが展示中、来週発売
http://akiba-pc.watch.impress.co.jp/hotline/20051217/etc_multispd.html
| (センチュリーマイクロ CD1G-D2UMLT/HY-D5) |
| (センチュリーマイクロ CD512M-D2UMLT/EL-GE) |
[撮影協力:T-ZONE. PC DIY SHOP]