【 2006年7月22日号 】
Intel製P965マザーで動作可能なDDR2-800メモリが入荷
DP965LT DP965LT
 先週の発売時に「DDR2-800設定をすると起動しなくなる」という不具合がショップ店頭で告知されたIntel純正P965マザーボード「DP965LT」に対応するというDDR2-800メモリがT-ZONE. PC DIY SHOPに入荷した。

 入荷したのはセンチュリーマイクロ製のMicronチップ/ELPIDAチップ搭載製品で、Micronチップ搭載の512MB×2枚セットが24,990円、1GB×2枚セットが48,090円、ELPIDAチップ搭載の1GB品が17,640~18,690円。

 当初ショップで告知された「二度と起動しなくなる」という大きな問題については、ジャンパ設定で復旧する方法が先週中に判明しており、さらに「BIOS更新でトラブルが防止できる」旨の告知もクレバリーのブログなどで行われているため、今回の対応メモリの登場により、対応方法としてBIOS更新または対応メモリ購入という2つの選択肢ができたことになる(ただし、該当するBIOSのリリースノートには“メモリ相性の改善をした”という旨の記載はない)。

 対応メモリの詳しい内容についてはT-ZONE. PC DIY SHOPは告知していないが、この問題に関してツクモパソコン本店IIが「SPDのリビジョンが1.2であることが必要で、これが1.1だと今回の相性問題が起きてしまう」と告知しており、今回のトラブルも新製品にありがちな対応規格不一致が原因の相性問題ということで落ち着くことになりそうだ。

 なお、今回入荷したメモリについては、ショップでも動作チェックをしており、「問題なく動作した」(T-ZONE. PC DIY SHOP)としている。


□DP965LT/BIOS Update 0804(Intel)
http://www.intel.com/products/motherboard/dp965lt/
http://downloadfinder.intel.com/scripts-df-external/filter_results.aspx?strTypes=all&ProductID=2374&OSFullName=OS+Independent&lang=eng&strOSs=38&submit=Go%21
□インテルマザーはBIOS更新必須(クレバリーブログ)
http://blog.livedoor.jp/y_kuma/archives/50950752.html
□関連記事
【2006年7月15日】Intel製P965マザーに不具合、DDR2-800設定で起動不可に
http://akiba-pc.watch.impress.co.jp/hotline/20060715/etc_dp965lterr.html
【2006年7月15日】P965搭載LGA775マザーボードがASUSとIntelからも発売
http://akiba-pc.watch.impress.co.jp/hotline/20060715/etc_p965mbia.html

 (Intel DP965LT)

[撮影協力:T-ZONE. PC DIY SHOP]

※特記無き価格データは税込み価格(税率=5%)です。

[前の記事]: Windows XP SP2bが発売に、一部の最新パッチ適用済み

[ Back ]戻る  

Copyright (c) 2006 Impress Watch Corporation, an Impress Group company. All rights reserved.