【 2009年5月23日号 】 | |
Xeonのイベント開催、「16スレッド」をアピール X68000筐体のデュアルXeon PCも展示 |
Nehalem版Xeonをアピールする一般向けイベント「16Thread de Intel Xeon プロセッサーの宴」が、23日(土)に開催された。会場はカフェ ソラーレ リナックスカフェ秋葉原店(ブロックD2-[e2])、主催はIntel代理店の一つであるシネックス。セッションではプログラマ向けのC/C++用最適化システムの解説や仮想化環境の説明などが行われた。また、往年の独自PC「X68000」の筐体にデュアルXeonシステムを組み込んだT-ZONE. PC DIY SHOPオリジナルPCなども展示されている。
セッション編:
Xeon対応マザーや開発環境を紹介 
●Intel 鈴木氏による解説
Intel DX58SOがXeon対応に
メインセッションとなったのはIntel 鈴木氏によるセッション。セッション内容は、機能などの解説やCore i7との違い、Xeon 3500番台/5500番台の違いなどがメインだったが、その後にIntelのCore i7向けマザーボード「DX58SO」でXeon 5500番台がサポートされたことを公開、パワーユーザー向けの選択肢としてアピールした。
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また、その次のエクセルソフトによるセッションでは、間もなく発売されるIntel製のマルチスレッド最適化ソフト「Parallel Studio」を解説。
「かつてないほど簡単に」
赤字の部分はシングルスレッド作成時には無視されるという
Windows以外にも対応
価格など謳い文句は「並列化はかつてないほど簡単に」で、デバッグしやすいよう当初はシングルスレッドで開発、その後最小限の変更で並列化できるという開発工程や、並列化度合いをグラフィカルに把握、容易に改良できる機能などが紹介された。
このソフトの対応言語はC/C++で、マイクロソフトの開発環境、Visual Studio上で動作する。
このほか、会場では仮想化機能である「Hyper-V」を活用した仮想化OSの活用法や、「Nehalemの機能をフル活用できる」というSUSE Linuxの最新版「SUSE Liinux Enterprise 11」に関するセッションも行われている。次ページ→:展示編:X68000筺体のデュアルXeon PCが展示
□16Thread de Intel Xeon プロセッサーの宴(シネックス)
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