最大15個のUSB 2.0デバイスをLAN経由で利用可能にするアイ・オー・データ製のアダプタ。「無線LANと組み合わせることで有線USBデバイスの無線化が可能になる」ともうたわれている製品で、さらに「地デジチューナーにも対応する」とされている。 この製品は同社が「USBデバイスサーバー」と呼ぶもの。外付けのHDDや光学ドライブ、プリンタ、スキャナなどのUSB 2.0機器をネットワーク経由でPCと接続、切り替えながら使うことで1台のUSBデバイスを複数台のPCで共有できる。 また、USB接続の地デジキャプチャやワンセグチューナーに正式対応しているのも目立つ点。動作確認がうたわれているのは、同社の一部製品で、地デジキャプチャについては本体にキャプチャ製品単体で接続した場合のみ動作するとされている。 なお、本体に用意されているUSBポートは2基だが、別途用意したUSBハブを接続することで最大15デバイスまで接続することが可能。 また、プリンタ複合機など複合USBデバイスと認識される機器は、その分だけ接続数としてカウントされるので注意が必要。例えばスキャナ、プリンタ、カードリーダを搭載する複合機の場合は3デバイスとしてカウントされ、接続可能な残りデバイス数は12となる。 本体サイズは幅50×高さ28×奥行き100mm。本体の前面にはUSB 2.0ポートを2基(1基のみバスパワー供給対応)、背面にはLANポートなどを備えている。対応OSはWindows 7/Vista/XP、Mac OS X 10.4〜10.6。付属品はACアダプタ、サポートソフトCD-ROMなど。
□ETG-DS/US(アイ・オー・データ機器) http://www.iodata.jp/product/network/option/etg-dsus/ □関連記事 【2009年12月1日】アイ・オー、USBデバイスをLANで利用できるデバイスサーバー「ETG-DS/US」(PC Watch) http://pc.watch.impress.co.jp/docs/news/20091201_332598.html
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