【 2010年1月23日号 】
マザーを覆う、巨大なビデオカードクーラーが登場
 マザーボードの大半を覆い隠すほど大型のThermalright製ビデオカード用クーラー「Spitfire」がサイズから発売された。実売価格は9,980円(詳細は「今週見つけた新製品」参照のこと)。T-ZONE. PC DIY SHOPではmicroATXマザーボードと組み合わせた装着展示も実施中だ。

 SpitfireはNVIDIA製とAMD製の両方のGPUに対応したビデオカード用クーラーで、表面積が154×163mmという非常に大きいヒートシンクを用いているのが特徴。T-ZONE. PC DIY SHOPは使用例として、この製品を実際に装着した状態で展示しているが、microATXマザーボードの半分ほどがヒートシンクで覆い隠されてしまうという巨大さだ。

 冷却ファンは非搭載。別途用意した120mm(リブなしタイプのみ)または140mmのファンが装着できるほか、ファンを装着せずにPCケースのサイドパネルファンを使った冷却も可能としている。

 本体はサイズが高さ154×幅123×奥行き163mm、重量550g(ファン、マウントパーツを除く)。対応GPUはGeForce GTS 250、Quadro FX 5500、Radeon HD 5870など。


□Spitfire(Thermalright/サイズ)
http://www.thermalright.com/new_a_page/product_page/vga/spitfire/product_vga_cooler_spitfire.html
http://www.scythe.co.jp/cooler/spitfire.html

Thermalright Spitfire

[撮影協力:オリオスペックT-ZONE. PC DIY SHOP]

※特記無き価格データは税込み価格(税率=5%)です。