倍速駆動技術と超解像技術を搭載、「動画がなめらかになる」とうたう三菱電機の23インチ液晶ディスプレイ。 この製品は、「60フレーム/秒で入力した映像の“コマの間”をディスプレイ側で自動補完、コマ間に挿入して120フレーム/秒で表示することで、動画がなめらかなる」という液晶ディスプレイ。 こうした倍速補完技術は液晶テレビの上位モデルでは一般的だが、PC用ディスプレイでは非常に稀。 このほかでは、ゲーム向けの「スルーモード」が新設されたほか、画面の一部分だけを超解像化できるという「ギガクリア・ウィンドウ」機能(Windows Vista/7対応)、3次元IP変換回路の内蔵、デジタル入力同士のPinP表示の対応など、画質/機能面で多くの点が改良されている。 液晶ディスプレイとしてのスペックは、ディスプレイサイズが23インチ、解像度がフルHD(1,920×1,080ドット)、輝度が300cd/平方 m、コントラスト比が1,000:1(最大5,000:1)など。入力はHDMI×2とDVI-D、D5、ミニD-SUB15ピンなど。スピーカーは 3W+3Wを内蔵している。 なお、液晶パネルは120Hz対応だが、ディスプレイとしての対応入力信号は56〜76Hz。3D Visionへの対応は謳われていない。
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