【 2010年7月10日号 】
3D撮影対応のWebカメラが店頭デモ中

 撮影した映像を“赤青メガネ”で立体視できるというWebカメラキット「3D WEBCAM(N3D-01)」のサンプルがフェイス 秋葉原本店に入荷、動作デモが行なわれている。同店によればノーブランド品で、販売可能な製品の入荷時期や価格は未定としている。

 3D WEBCAMは、USB接続のCMOSセンサー搭載カメラと、いわゆる赤青メガネがセットになったWebカメラキット。付属ソフトをインストールしてカメラで静止画/動画を撮影すると、アナグリフ映像に変換されてディスプレイに表示され、それを赤青メガネを使って観賞するという寸法だ。カメラは土偶を彷彿させるユニークなデザインで、右目用と左目用の2つの映像を撮るために2個のカメラが搭載されている。

 ただし、アナグリフを使った簡単な立体視システムとあって、同店のデモ機を試用した限りでは立体感はあまり得られない印象。もちろん、NVIDIA 3D Visionのような立体感もないものの、専用ディスプレイなどが不要なシンプルさや気軽さはメリットと言えるかもしれない。

 動画撮影時の解像度は640×480ドット(最大60fps)。対応OSはWindows 7/Vista/XP。付属品は赤青メガネ(5個)とドライバー/ソフトウェア収録CD。

 ちなみに、赤青メガネは3D Visionの簡易システムとしても採用されており、3D Vision用の赤青メガネが付属したビデオカードも発売されている。

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3D WEBCAM(N3D-01)

[撮影協力:フェイス 秋葉原本店]

※特記無き価格データは税込み価格(税率=5%)です。