【 2010年11月6日号 】
「DIY PC Expo」開催、未発売製品が多数展示

 自作ユーザー向けの大型イベント「DIY PC Expo 2010 in Akihabara」が、11月6日(土)と7日(日)に開催中だ。会場はベルサール秋葉原の1階と地下1階。

 イベントでは3TB HDDやファンレスのMini-ITXケースなど、様々な未発売製品がデモ/展示されているほか、メーカー各社のセッションも実施されている。

 なお、3TB HDDについては別記事にまとめている。


  
  
 
  
   
 
  
OCZがさらに速いPCIe-SSDをアピール、
モジュール分離式も
  
 

●OCZが740MB/sの超高速PCIe-SSD「RevoDrive X2」や
 分離式PCIe-SSD「IBIS」を7日(日)にアピール

 OCZブースで展示されていたのはPCI Express-SSD「Revo Drive」。

 さらに同社では、最大リード740MB/sの改良版「RevoDrive X2」「IBIS」も7日(日)のセッションでアピールする予定で、既に準備中。

 RevoDrive X2は、PCI Express x4で接続することなどは従来同様だが、SandForce製コントローラを4基搭載することで速度を強化、240GBモデル以上ではリードで最大740MB/s、ライトで最大720MB/sの性能を実現したという。ラインナップは100GB/160GB/240GB/360GB/480GB/720GB/960GBの7モデル。

 また、ちょっと変わっているのがRevoDrive X2の分離版ともいえる「IBIS」。これは、チャネルあたり最大20Gbpsで転送できるという同社独自の高速転送インターフェイス「HSDL」を搭載する拡張カードと、HSDLに対応した3.5インチベイ用SSDユニットを組み合わせた製品で、拡張カードがコンパクトになるのが最大のウリ。

 用意されているHSDLカードはPCI Express x4対応で、ポート数は1ポートだが、「複数ポートに対応した多レーン対応の製品も検討している」(同社)という。

 HSDL対応SSDの読み書き速度やラインナップはRevoDrive X2とまったく同様。

 これら製品については、7日(日)の同社セッションで詳しく解説されるほか、国内発売の時期や価格についても「週明けに発表予定」(説明員)という。

□関連記事
【2010年10月29日】 OCZ、740MB/secに高速化したPCIe SSD「RevoDrive X2」(PC Watch)
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/news/20101029_403473.html


次ページ→:SandForceの6Gbps SATA-SSDが年内発売?Patriotが展示中



□DIY PC Expo 2010 in Akihabara
http://www.diypcexpo.jp/


※特記無き価格データは税込み価格(税率=5%)です。