自作ユーザー向けの大型イベント「DIY PC Expo 2010 in Akihabara」が、11月6日（土）と7日（日）に開催中だ。会場はベルサール秋葉原の1階と地下1階。

　イベントでは3TB HDDやファンレスのMini-ITXケースなど、様々な未発売製品がデモ/展示されているほか、メーカー各社のセッションも実施されている。

　なお、3TB HDDについては別記事にまとめている。

　セッションでは、Intelは「神様」こと天野氏が同社エンジニアの素顔を紹介する、という変わった趣向のセッションを実施。

　「6809大好き」「Oh!16でライターをはじめ、その後Intelに入社した」「雪崩対策用のビーコンにこだわりがある」など、様々なスタッフを紹介。SandyBridgeのリングバス構造の設計など、かなりディープな解説も一部でされた。「好評ならば学園祭で講演する、というのもアリ」（天野氏）だとか。

　このほか、NVIDIAはGeForceシリーズに加えてTegra2をアピール、「Tegra搭載タブレットなら、ネットブックよりも快適にニコニコ動画を表示できる」とした。また、GPUに関しては、同じく6日に実施されたGALAXYのビデオカードオーバークロック大会と連携、OCの様子を会場にレポートするという試みもあった。 　また、AMDはRadeon HD 6000シリーズを、LSIは複数のインターフェイスカードを組み合わせ、24台ものSSDを並列に使うことで、6.4GB/sの転送が実現できることなどを紹介した。

　セッションは7日（日）にもMSIやWesternDigital、OCZ、ELSA、Intelなどが行う予定。