6GBものビデオメモリを搭載した「ウルトラハイエンド向け」(メーカーのELSA)のビデオカード。 この製品はFermiベースのQuadro系GPU「Quadro 6000」を搭載、6GBのGDDR5メモリも搭載するという製品。CUDAコア数は448基で、メモリバス幅は384bit。出力コネクタとしてはDVI-IやDisplayport(2基)などを搭載している。搭載クーラーは隣接スロット占有タイプ、最大消費電力は204W。対応APIはOpen GL 4.1(今後リリース予定のドライバで対応)やDirect X 11/10など。 SLIにも対応しており、この場合ビデオメモリだけで12GBものメモリを搭載することになる。 興味深いのはOSによるビデオメモリ制限で、ELSAによると「Windows XP/Vistaでは、32bit/64bitとも4GBまでしか認識しない」という。つまり、実質的に「Windows 7専用」ともいえる仕様。今のところ、4GB超のビデオメモリを載せた一般向け製品はないが、今後、場合によってはこうした制限が一般向けビデオカードでも出てくる可能性も考えられる。 □関連記事 【2010年4月10日】GeForce GTX 480/470が発売、NVIDIA初のDX11対応品 http://akiba-pc.watch.impress.co.jp/hotline/20100410/etc_nvidia.html 【2010年5月29日】4GBメモリのRadeon HD 5970が初登場 http://akiba-pc.watch.impress.co.jp/hotline/20100529/etc_sapphire.html 【2009年8月29日】GeForce GTX 285×2個のハイエンドビデオカード発売、メモリ4GB http://akiba-pc.watch.impress.co.jp/hotline/20090829/etc_asus2.html
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