【 2010年12月25日号 】 | |
「PCゲームフェスタ」開催、50種類近いゲームが試遊可能、 視界を覆う「湾曲ディスプレイ」がデモ |
PCゲームが多数出展するオンラインゲームの大型イベント「秋葉原PCゲームフェスタ」が25日(土)から始まった。主催はドスパラ(サードウェーブ)で、会場はベルサール秋葉原。
開催期間は30日(木)までで、イベントも毎日行われる予定だ。
●50種類近いゲームが試遊可能
会場は、常時50種類近くのゲームをデモする1Fの展示ブースと、毎日異なるメーカーがステージを行う地下1Fのメインステージで構成。1Fではそれぞれのゲームがプレイ可能な状態になっており、様々なゲームを手軽に体験できるのが大きなウリとなっている。
また、1F入り口にもステージが用意、このステージでは25日(土)にIntelやAMD、NVIDIAなどが解説を行っている。
●視界を覆う「湾曲ディスプレイ」がデモ
また、ハードウェアという点で注目できたのが、湾曲ディスプレイによるFPSゲームのデモ。
座った頭の位置から撮影これは、湾曲したスクリーンに背面から投射するディスプレイで、映像が自分を囲むように表示されるのがポイント。
ブースを外から見ると、それほど凄いようには見えず、逆に湾曲部のゆがみや暗さが気になるが、椅子に座って画面を見ると印象が一変。
視野のほとんどがゲーム画面になるため、臨場感は大きく向上、しかも湾曲部のゆがみや暗さも視野ぎりぎりのため気にならない、という具合になる。設置面積はそれなりに必要で、「発売が決まったものではない」(サードウェーブ)そうだが、ゲーマーにとっては興味深い環境といえそうだ。
なお、ゲームは「QUAKE QARS ONLINE」が利用されていた。
●85インチで3D Vision
NVIDIAブースでは、パナソニックの85インチ3D TV(業務用モデル)と3D Visionを組み合わせたデモを実施。大画面で3Dゲームを立体視プレイ可能だった。ただし、残念ながらこのデモは25日(土)限定。このほかNVIDIAブースでは、3画面で立体視を行う3D Vision Surroudによるデモなどが行われている。
●AMDがロードマップなどをアピール
また、AMDは1FステージではCPUロードマップやRadeonシリーズのラインナップをアピール。
デスクトップCPUのロードマップ
ノート用CPUのロードマップ
GPUのラインナップ
FFXIVのキャラクターメイク体験コーナーに並ぶ人々
FFXIVのキャラクターメイク体験コーナーGPUに関しては、GTX 580を超える最上位モデルとしてRadeon HD 5970を、GTX 470を超える上位モデルとしてRadeon HD 6970を紹介していた。
このほか、会場ではIntelの「神様」こと天野氏が「ゆくCPUくるCPU」と題した年末恒例のセッションを行った(詳細は別記事参照のこと)ほか、地下では電撃PlayStationによるFFXIV、FFXIのイベントステージ「電撃の旅団クリスマス!『FF XI』と『FF XIV』でムダに話す会 in 秋葉原」などが行われた。
地下のイベントステージは、2日目はガンホー・オンライン・エンターテイメント、3日目はゲームポット、4日目はガマニアデジタルエンターテインメント、5日目はゲームオン、6日目はウェブマネーがステージを行う予定。
これらのステージについては、僚誌GAME Watchがレポートを行う予定だ。
□秋葉原PCゲームフェスタ/ステージイベント情報/参加企業一覧
http://www.gamefesta.jp/
http://www.gamefesta.jp/event.html
http://www.gamefesta.jp/kigyo_list.html□ドスパラ
http://www.dospara.co.jp/□関連記事
【2010年12月25日】「秋葉原PCゲームフェスタ」初日のメインステージは「FF」づくし(GAME Watch)
http://game.watch.impress.co.jp/docs/event/20101225_417318.html
【2010年12月25日】「第2回 秋葉原PCゲームフェスタ」が東京秋葉原にて開幕(GAME Watch)
http://game.watch.impress.co.jp/docs/event/20101225_417315.htmlドスパラ