【 2011年7月3日 】 | |
メインストリーム向けFusion、「Llano」発売 マザーセットで約2万円、初回はゲーム付き |
コードネーム「Llano」で呼ばれていたAMDのメインストリーム向けCPUが「AMD Aシリーズ」が発売された。
発売されたのは、クアッドコアのA8-3850(クロック2.9GHz、TDP 100W、Radeon HD 6550Dコア)とA6-3650(クロック2.6GHz、TDP 100W、Radeon HD 6530Dコア)の2種類。
実売価格は前者が13,980円前後、後者が11,980円前後(詳細は「今週見つけた新製品」参照のこと)。
対応する新プラットフォーム「Socket FM1」のマザーボードも27日(月)から先行発売済み。ASUSやGIGABYTE、MSI、ASRock、BIOSTAR、ECSから13種類が出ている。こちらはおおむね7,000〜13,000円ほど(詳細は別記事参照のこと)。
●GPU性能の高さがウリ
Llanoのウリは、GPUコアにかける比重を強化、ゲームでのパフォーマンスが高い点。GPUコアにはDirectX 11対応のRadeon HD 6000シリーズを採用、CPUコアにはPhenomを改良した新型コア「Stars」を利用している。パッケージも「ゲーム」を前面に出したもので、なんとレースゲームソフト「DiRT3」のロゴ/スクリーンショット入り。初回出荷分にDiRT3(英語版)をプレゼントする(ダウンロード配布)というCPUらしからぬキャンペーンも行われている。
店頭でも、こうしたポイントがアピールされており、一部ショップではデモも実施中。デモではローエンドGPUを超える性能を見せており、Call of Duty 4(解像度1,280×960)が普通にプレイできるなどが示されている(詳細は別記事参照)。
「内蔵GPUでFPSゲームをプレイ」というのはこれまで一般的ではなかったが、今回の「Llano」では、それが実現できることになる。Radeonビデオカードとの併用で性能を向上させる「Dual Graphics」機能もあることから、ゲームPC用としてはかなり注目できるプラットフォームになりそうだ。
□AMD A8/A6シリーズ(AMD)
http://www.amd.com/jp/vision/learn/about/Pages/a8.aspx
http://www.amd.com/jp/vision/learn/about/Pages/a6.aspx
□〜AMD A-series APU発売記念〜DiRT3バンドルキャンペーン
http://www.amd.co.jp/dirt3/□関連記事
【2011年6月30日】 AMDが「AMD Aシリーズ」をデスクトップ向けへ展開(多和田新也のニューアイテム診断室/PC Watch)
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/column/tawada/20110630_457125.html
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http://akiba-pc.watch.impress.co.jp/hotline/20110702/etc_amd5.html
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http://akiba-pc.watch.impress.co.jp/hotline/20110702/etc_amd4.html
【2011年6月30日】Llanoの店頭デモ開始、FPSゲームも快適に動作
http://akiba-pc.watch.impress.co.jp/hotline/20110702/etc_amd3.htmlAMD A8-3850 [撮影協力:パソコンハウス東映と石丸電気本店とツクモパソコン本店とTSUKUMO eX.]