デュアルCPU構成に対応したLGA2011版Xeon向けマザーボード。メーカーはASUS。 ワークステーション向けマザーボードではあるものの、同社のOC機能「Ai Tweaker」などオーバークロック機能も搭載されている。 Xeon E5シリーズ向けのデュアルLGA2011マザーについては、先週いち早くSUPERMICRO製品の入荷予告が出されたが、それより先にASUS製品が店頭に登場したかたち。 Z9PE-D8 WSはIntel C602チップセットを搭載したマザーボードで、対応CPUはXeon E5-2600シリーズで、8コア/16スレッドのXeon E5-2650などを2個搭載することで、ハイエンドの32スレッド対応環境を構築できる。フォームファクタはSSI EEBで、基板サイズは305×330mm。 搭載する7基の拡張スロットが、全てPCI Express x16タイプという設計も特徴。4-Way SLIやQuad CrossFireXに対応するほか、PCI Express 3.0のサポートもうたわれている。 DIMMスロットは8基。最大容量はRegisteredメモリ使用時は256GB(DDR3 1600/1333/1066/800対応)、Unbufferedメモリ使用時は最大64GB(DDR3 2133/2000/1866/1600/1333/1066対応)。 主な搭載機能はGigabit Ethernet(2ポート)、6Gbps SATA(6ポート)、USB 3.0(I/Oパネル部2ポート、ピンヘッダ2ポート)、IEEE 1394、8チャンネルサウンド。このほか、SSDキャッシュによりHDDのパフォーマンスを高めるという「ASUS SSD Caching」、BIOS保護機能「CrashFree BIOS 3」なども搭載している。 マニュアルで確認できたマニア向け調整機能は、CPUごとの電圧調整機能やDRAMタイミング変更機能など。倍率変更の自由度などは不明だが、少なくとも設定項目は非常に多い。 □関連記事 【2012年3月10日】LGA2011のデュアルXeonマザーが近日入荷、32スレッドも可 http://akiba-pc.watch.impress.co.jp/hotline/20120310/etc_smicro.html 【2012年3月6日】LGA2011版Xeon発売、最安17,800円、8コア16スレッドも初登場 http://akiba-pc.watch.impress.co.jp/hotline/20120310/etc_intel2.html
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