2012年6月3日
 -新製品- LEPA G1600-MA
 (5月29日〜6月3日調査)(一部3日調査)
 [製品ジャンル:電源]
※このページにおける価格などは、編集部が店頭表示を独自に調査したものです。
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 実際の販売価格は変動しますので、購入時に各ショップ店頭にてご確認ください。
※特記無き価格情報は税込み価格(税率=5%)です。

メーカー/製品名価格(円)ショップ備考
|LEPAG1600-MA
(ATX電源,1600W,内部電源ケーブル着脱式
 ,80PLUS GOLD認証)
31,800TSUKUMO eX.3F
31,800ツクモパソコン本店3F
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  容量1,600Wで80PLUS GOLD認証を取得したATX電源。メーカーはLEPAで、国内代理店はリンクスインターナショナル。

 容量1,600Wの電源ユニットは過去にも発売されたことがあるが、今回の製品は80PLUS GOLD認証済みなのが特徴。内部電源ケーブルは24ピンメインを含め全て着脱式で、最大出力は1,700Wを公称する。ただし、「100V給電時は最大1,500Wまで」(リンクスインターナショナル)で、1,500W以上の出力は240Vコンセントを利用する必要があるという。

 外部電源コネクタには、縦長ではなく横長ピンタイプが採用。3ピン構成である点は一般的な電源ユニットと同じだが、ピンの形状が異なるため、一般的な電源ケーブルが挿せない仕組み。付属のマニュアルにも「必ず同梱されているACコードをご使用ください」との注意書きがある。

 なお、容量は「1,600W」とされるが、「100Vの家庭用コンセントに接続して使用した場合は最大1,500W」(リンクスインターナショナル)という制限があるので要注意。

 また、スペック上の入力電圧は「115〜240V」とされているが「100Vの家庭用コンセントで動作することは確認済み」(同社)という。さらにコンセントからの入力電流は16〜8Aだが、先述した付属電源ケーブルは「125V/15A対応」。ただし、このケーブルについても「問題ないことをメーカーが検証済み」(同社)という。

 また、過去の超大容量電源と同様に、家庭用コンセントにも多大な電力が要求されると見られるが、マニュアルには「コードは必ず壁のコンセントに直接挿してください」「同系統の電力コンセントには、同時に他の機器を繋がないで下さい」といった注意書きがあるのみ。

 例えば東京電力では、安全な電気の使用方法として「ひとつの回路から使える電気は20Aが目安、1つのコンセントからは15Aが目安」「消費電力が 1,000ワット以上で、決まった場所でご使用する器具には専用回路を設け、専用コンセントでのご使用をおすすめします」とアナウンスしており、この電源では「1つのコンセントの目安」を超えることになるものと見られる。

 本体のスペックは、サイズが幅150×高さ86×奥行き180mm。主な電圧ラインの電流値は+3.3V/25A、+5V/25A、+12V /20A(×2系統)、+12V/30A(×4系統)。+12Vは合計で133A出せる計算だ。冷却ファンのサイズは135mmで、回転数は自動調節。

□G1600-MA(リンクスインターナショナル)
http://www.links.co.jp/item/g1600-ma/
□安全な電気の使い方(東京電力)
http://www.tepco.co.jp/life/custom/q_and_a/annzen/aircon-j.html

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