メモリ/関連製品の新製品 (2012年6月16日)
※このページにおける価格などは、編集部が店頭表示を独自に調査したものです。
 この価格で販売されることを保証するものではありません。
 実際の販売価格は変動しますので、購入時に各ショップ店頭にてご確認ください。
※特記無き価格情報は税込み価格(税率=5%)です。

メーカー/製品名価格(円)ショップ備考

メモリ/関連製品
|センチュリーマイクロCK16GX4-D3RE1600L42
(DDR3-1600対応DIMM,16GB×4枚セット
 ,Registered/ECC付き,Hynixチップ)
98,800PC DIY SHOP FreeT
写真写真
写真写真

  1枚16GB、という特大容量のDDR3メモリ。モジュールメーカーはセンチュリーマイクロで、ECC/Registeredタイプ。16GB×4枚組セットで販売されている。

 対応クロックは1,600MHz(DDR3 1600/PC3 12800)で、レイテンシ(CL-tRCD-tRP)は11-11-11とされている。

 1枚単位などの販売は「取り寄せ扱いになる」(PC DIY SHOP FreeT)とのこと。

□関連記事
【2012年6月15日】1枚16GBのDDR3メモリが発売、2万円から
http://akiba-pc.watch.impress.co.jp/hotline/20120616/etc_kingston.html
【2012年6月7日】1枚16GB、特大容量のDDR3メモリが来週発売、25,000円
http://akiba-pc.watch.impress.co.jp/hotline/20120609/etc_centurym.html

|Kingston TechnologyKVR13R9D4/16I
(PC3-10600(DDR3-1333)対応DIMM
 ,Registered/ECC付き,16GB)
19,140パソコンショップ アーク
|Kingston TechnologyKVR13LR9D4/16I
(PC3-10600(DDR3-1333)対応DIMM,DDR3L
 ,Registered/ECC付き,16GB)
19,140パソコンショップ アーク
写真写真
写真写真

  1枚16GBのDDR3メモリ。メーカーはKingstonで、標準電圧(1.5V)モデル「KVR13R9D4/16I」と低電圧(1.35V)モデル「KVR13LR9D4/16I」の2種類が発売されている。いずれもECC/Registeredタイプ。

 16GBのDDR3メモリについては、センチュリーマイクロ製モジュールの販売予告が先に出されていたが、今回登場したのはKingston製モジュール。

 標準電圧/低電圧モデルとも対応クロックは1,333MHzで、レイテンシは「CL9」とされている。

 搭載メモリチップのメーカーは、先週のセンチュリーマイクロ製モジュールと同様にHynixだが、今回のKingston製モジュールでは、標準電圧/低電圧モデルともに、1.35V対応のDDR3Lチップ「H5TC4G43MFR」が搭載されているのが確認できた。H5TC4G43MFRのデータシートでは、VDD/VDDQは最小1.283V、標準1.35V、最大1.45Vとされている。

 なお、先週のセンチュリーマイクロ製モジュールには、1.5V対応チップ「H5TQ4G43MFR」が搭載されていた。

□関連記事
【2012年6月12日】メモリフル実装のWindows 7がデモ、192GB
http://akiba-pc.watch.impress.co.jp/hotline/20120616/etc_centurym.html
【2012年6月8日】メモリ128GBのWindows 7がデモ開始、試用OK
http://akiba-pc.watch.impress.co.jp/hotline/20120609/etc_centurym2.html
【2012年6月7日】1枚16GB、特大容量のDDR3メモリが来週発売、25,000円
http://akiba-pc.watch.impress.co.jp/hotline/20120609/etc_centurym.html

|パソコンショップ アーク
メモリ自作キット(168Pin SD-RAM for DESKTOP PC133 512MB)
(PC133 SDRAMメモリ自作キット,512MB)
1,780パソコンショップ アーク
写真写真
写真写真
写真写真
写真写真

  SDRAMメモリモジュールが自作できるというユニークなキット。パソコンショップ アークのオリジナル製品。

 パッケージ内容は、エルピーダ製メモリチップ20個と、コンデンサや抵抗などが実装済みの基板1枚。基板の両面に計16個のチップをはんだ付けすることで、容量512MBのデスクトップPC用PC133メモリが完成する。チップが4個余分に入っているのは「増量サービス」(同店)という。

 チップには多数の接点があり、さらに接点同士の間隔も狭いため、はんだ付けはまさに至難の業。パッケージには同店マスコットの女性キャラ「アク子」が描かれていたりと、一見、初級〜中級者向けのパーツキットのようだが、実際は「超上級者向け」(同店)。

 また、同店は「基本的にはんだ付けを楽しむためのキット」としており、動作保証などはしないとしているので、この点にも要注意。

 なお、「PC133時代の512MB DIMM」というと対応マザーボードが限定されるため、もし動かしてみたいなら動作環境にも注意が必要。

 対応チップセットの一覧は、DOS/V POWER REPORTのバックナンバーに記事が掲載されているが、対応マザーボードは新品/中古とも秋葉原の店頭で見かけることはほとんどない。ただし、ジャンク品としてPCが販売されている例は確認できた。

 ちなみに、Twitterで寄せられた意見の中には「これぐらいならそれほどの難易度ではない」「道具さえ揃えれば楽」「楽しそう」というものも。「超上級者向け」にしか見えないハンダ付けだが、これを楽しんでみる、というのもアリかもしれない。

□関連記事
【2012年4月14日】ELPIDA製のメモリチップを1個50円で販売中(その他のお買い得情報)
http://akiba-pc.watch.impress.co.jp/hotline/20120414/price.html#ark