ATX電源ベイを前方に備えたユニークなmicroATXミニタワーケース。メーカーはSilverStone。電源は非搭載。 この製品は、通常は5インチベイなどがある本体前方に電源ベイを備えるという一風変わったレイアウトが特徴。ATX電源を側面からベイに挿入すると、前面の通風口から電源底面の冷却ファンが見えるというルックスもユニーク。 電源背面の外部電源コネクタは、備え付けの延長ケーブルを用いてPCケースの背面に引き回すことができる。 5インチベイ非搭載というデメリットはあるものの、同社によれば、このレイアウトは本体の小型化に貢献しているとのこと。本体サイズは幅220×高さ295×奥行き354mmと、microATXタワーケースとしては小型で、容量は23リットルという。 ちなみに、前面の通風口には同社のロゴマークが付いているが、搭載する電源によってはファンの中心部とこのロゴの位置がずれてしまうので、ルックス重視の人は要注意と言えそう。 実際に、店頭で奥行き140mmの電源(恵安の「KT-520RS2」)を搭載してみたところ、ロゴの位置は合わなかった。なお、電源は奥行き180mmまでのものが搭載できるが、同社は「ユニークな構造のため、160mmサイズを推奨する」としている。 ドライブベイ数はスリムタイプ光学ドライブ用×1、3.5インチシャドウ×2、2.5インチシャドウ×4。ケースファンは上面180mm、左側面120mm、背面120mmを各1基備える。
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