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LGA1150マザーボードの新製品 (2013年12月29日)
(2013/12/27 23:35)
- ※このページにおける価格などは、編集部が店頭表示を独自に調査したものです。
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価格(円) | ショップ | 備考 |
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LGA1150マザーボード
ゲーム向けLANチップ「Killer E2200」を採用したASRock製B85搭載ゲーミングマザーボード。
LAN機能以外にも、SN比115dBのDACやヘッドフォンアップを搭載する点や、ゲーミングマウス向けのUSBポートを備える点などもウリとしている。
主な搭載デバイスは、VGA/DVI/HDMI出力、8chサウンド、1000Base-T LANなど。
PCなどで「採掘」、実際の通貨と交換できることで話題になったP2Pタイプの仮想通貨「Bitcoin(ビットコイン)」の採掘に最適、とうたうH81チップセット搭載のLGA1150対応マザーボード。メーカーはASRock。
Bitcoinは、ピアツーピア(P2P)でやり取りされるネット上の仮想的な通貨。通貨を管理するサーバーや団体といった“中央銀行”はなく、クライアントソフトを導入したユーザー同士が決済に利用したりできるというシステム。「Open source P2P money」とも呼ばれている。
Bitcoinの入手方法は様々だが、大きな話題になったのが「採掘」で入手できること。これは、「miner」と呼ばれるソフトをPCに導入し、難解な数式を解くことでBitcoinを生成できる、というもの。PCのCPUやGPUのパフォーマンスが高ければ演算能力が上がり「採掘効率」も高くなるが、中でもGPUの並列演算は高効率とされており、ハイエンドビデオカードを並列動作させて「採掘」に励む向きもあるという。
最近では、オンラインゲーム会社がユーザーのPCにminerを仕込み、無断で“採掘”させていた例や、FPGAを使って「採掘チップ」を作成するといった例も報道されていた。
今回の製品は、そうしたことを背景に、ビデオカードの搭載能力と安定動作に主眼を置いたもの。6基のPCIeスロットを備えており、マルチGPU構成にすることで演算能力を向上させようという趣旨。
とはいうものの、採掘に求められるのは「ビデオカードが多数搭載できること」だけらしく、スロット構成はPCIe x16が1基、PCIe x1が5基という偏った構成。マザーボード自体はシンプルで、DisplayPortや無線LAN、多数のSATA/USB 3.0ポートといった付加的な機能もなく、I/Oパネルの端子もHDMI、VGA、1000Base-T LAN、USBなど必要最小限。メモリスロットも2基だけ。
なお、基板上には「ビデオカードの外部電源供給用」という2基の4ピン電源端子が用意されており、マルチGPUでの安定動作も重視されているよう。また、PCIe x1スロットはエッジフリーではないので、その点には要注意。