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2006年08月06日

アキバの神降臨!インテラマーノ ノブーヒコの正体は…
投稿者: fumi-i 00:42 カテゴリー:取材裏話


Core 2 Duoの深夜販売で一番面白かったのは、なんといっても、T-ZONE. PC DIY SHOP前で行われた神様・インテラマーノ ノブーヒコによる“神のお告げ”パフォーマンスだろう(個人的には、インテルありませんを宣言して便乗深夜販売を行ったあきばお~禄號店もMVP候補の一つ。Intel社長がやってきたときも店員は誰?って感じで無視していた(笑))。

今回のCore 2 Duo深夜販売をレポートしているメディアは数あるが、ここをまったく取材していないところや書いていても詳しくレポートしていないところがほとんど。多くのメディアはカウントダウン前後にイベント本丸のTSUKUMO eX.に集中して出向いていたのかも知れない(そちらはクラッカーが鳴ったくらいでハプニングなし)。面白いことはメインの場所とは違うところで往々にして起こるわけで、後になって地団駄踏んでいるメディア担当者も多いかも知れない。

神降臨!神降臨!
神降臨!神降臨!

それにしても、いったい世界中の誰が、CPUの深夜販売にIntelの社員が神様のコスプレ姿で登場してパフォーマンスをするなんて予想しただろうか。神様・インテラマーノ ノブーヒコは、実は秋葉原のイベントでもたびたび登場する純然たるIntelの社員・天野伸彦氏。

正確には、インテル(株)チャネル事業部 シニア・フィールド・アプリケーション・エンジニアという肩書きの持ち主。彼は、自作PCの世界とそのユーザー達の趣味趣向を完全に理解しているリアルなエンジニア。巨大半導体会社の中でコンシューマー指向の人はいても、なかなか外向きにプロモーションまでできる人は少ない。プレゼンではマニアにしかわからないようなコアなジョークをとばし、プレゼン資料には2ch用語やガンダムの有名シーンをパロディ化したイラストがでてくるなど、ある意味ではもっともIntelらしくない人とも言える。

自分で神様の格好だなんて不遜だ!と怒る人もいるかも知れないが、すでに彼は「アキバの神」という称号を持つ人物。わかる人には、あぁほんとに神になっちゃったよ、といったところか(笑)。

Core 2 Duoの特徴を伝える“社員”としての大きな役割があるため、さほど神のお告げパフォーマンスでは際どい発言はなかったが、カウントダウン終了直後に「新しい時代の幕明けじゃあ!」と手を挙げて見せたり、古いCPUの開発コード名を挙げて「そんなの誰もしらねぇよ!っていわれちゃうかもしれませんが」といってみたり、「裏で一番受けたのはコヴィントンというL2キャッシュのないCeleronで…」とCeleron 300Aブームの話を始めてショップ側から「マニアックすぎです」とつっこまれたり、なかなかお茶目な“神様”ぶりを発揮した(このあたりは本家で公開中の動画ではカットしているので、要望があればブログに載せるかも)。

「アキバの神」として、天野氏を詳しく紹介している記事がリクナビのTech総研に出ているので、興味ある人はこれを読んでみるといいだろう。

□【2006年8月5日】Core 2 Duo深夜販売に500人以上、Intel社長も応援に
http://www.watch.impress.co.jp/akiba/hotline/20060805/etc_core2midnight.html
□インテルのカリスマプレゼンター「アキバの神」登場!(Tcech総研)
http://rikunabi-next.yahoo.co.jp/tech/docs/ct_s03600.jsp?p=000868&f=impress

 
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