ボクたちが愛した、想い出のレトロパソコン・ゲームたち
“こんにちはマイコン”を読んで憧れの機種になった「NEC PC-6001」
2017年5月2日 08:00
想い出のレトロパソコンやゲームを写真とともに振り返る本コーナー。今回取り上げるのは、NECが1981年に発売した“パピコン”こと「PC-6001」です。
NECより、PC-8801が1981年12月に発売されましたが、その1ヶ月前の11月にデビューしたのが、“パピコン”の愛称で親しまれたPC-6001です。ターゲットをホビーユースに絞り、当時としては低価格の89,800円という価格設定をしたことで人気を博しました。
何よりも、小学館から発売されていた単行本「こんにちはマイコン」にて取り上げられたため、ある種憧れの機種でした。画面の解像度はそれほど高くなく、デフォルトではRAMが16KBと若干少ないものの、81年当時のNECのラインアップ中では唯一標準で音を奏でられるハードということもあり、眩しく見えたものです。
また、タイニー版ではあったものの他機種に先駆けて「ゼビウス」がプレイできることも、人気が出た一因では無いでしょうか? 比較的、経年劣化による故障も少ないようなので、当時買えなかった人は今入手して遊んでみると、当時の記憶が蘇って楽しいかもしれません。
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