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eスポーツ ヒーローインタビュー / RF逆転の立役者、Rainbrain選手ほか

~LJL SEASON 2 ROUND 2~

 30日(土)に行われたLJL SEASON 2のROUND 2は、別記事のような結果となった。

 王者DetonatioNの連勝が止まるなど、注目の結果だったが、本記事では、各試合の詳細結果と注目選手へのインタビューをお届けしよう。

第1試合:RabbitFive(○) vs DetonationN FocusMe(×)

試合の注目点
Rainbrain選手

 序盤から中盤、DetonationN FocusMe(以下FM)が試合を優位に進めつつあった状況下、RabbitFive(以下RF)のRainbrain選手がバロンスティールを成功させ、試合の展開を変えたことがチームの勝利につながった。

 そこで今回のヒーローインタビューは、勝利の立役者となったRainbrain選手にお願いした。

【バンピック情報】
RabbitFive
ロールプレイヤー名チャンピオンサモナースペル
TOPYutoriMoyashiGnar(ナー)FlashTeleport
JUNGLERainbrainRek'Sai(レクサイ)FlashSmite
MIDShinmoriCassiopeia(カシオペア)FlashIgnite
ADCEstelimLucian(ルシアン)HealFlash
SUPAwakerJanna(ジャンナ)FlashExhaust
BANした
チャンピオン
Leblanc(レブラン)、Kalista(カリスタ)、Sivir(シビル)

――シーズン2初勝利、さらにFM相手に初勝利となりましたが。

[Rainbrain選手]昨年ずっと僕もFMに苦い思いをさせられているので、ここでリベンジできて本当にうれしいです。チームとしては、FMに対して勝つための「何か」を僕が果たせたのだと思います。

 もちろんみんなも強かったですが、僕が入ったことによって、新しくなったRFとして勝てた気がします。今回の試合に限って言えば、

 僕がバロンスティールしたことじゃないでしょうか。試合の流れを変えるという意味で、良いプレイができたと思います。

――バロンスティールはやはり狙っていたのですか。

[Rainbrain選手]敵がバロンをやりたがっているという感じがゲーム中にあったので、もし始めるのであれば僕としてはやっぱりスティール一択。

 でもゲーム中に至らない点もいくつかあって反省点もあるので、今日の自分のプレイは70点といったところですね。


DetonatioN FocusMe
ロールプレイヤー名チャンピオンサモナースペル
TOPBonziNMaokai(マオカイ)TeleportFlash
JUNGLERokeniaGragas(グラガス)FlashSmite
MIDCerosAzir(アジール)FlashBarrier
ADCYutaponKog'maw(コグマウ)HealFlash
SUPHwangAlistar(アリスター)ExhaustFlash
BANした
チャンピオン
Hecarim(ヘカリム)、Morgana(モルガナ)、Urgot(アーゴット)

――ローテーションは誰がコールしたのですか。

[Rainbrain選手]全体的なローテーションのコールはAwaker君が担当しました。でも、僕が使ったレクサイはテレポートに似た動きができるという特性上、単独でレーンをプッシュするいわゆる「スプリットプッシュ」ができるチャンピオンなので、味方のテレポートがないのであれば対応に行くなどの判断は自分でしました。

――最後のバロンでレクサイが飛ぶ穴がなかったときにどう思いましたか。

[Rainbrain選手]飛ぶ穴が全部つぶされていることまでは、きちんと考えられていなかったですね。一応、最低限の位置に穴は空いていたので、そこにすぐ飛ぶという感じでした。

 でもスティールのチャンスは作れなくても、逆に集団戦のチャンスは作れるので、間に合わないなら当たるという選択をするだけです。穴がつぶされたからといって、別に焦ることはありませんでしたね。

――ファンの勝利予想では15%対85%でFMの勝利を予想した人が多かったようですが。

[Rainbrain選手]僕は性分として「期待に応えたい」という気持ちがあるので、みんなの期待を良い意味で裏切って申し訳ないなと(笑)。

――来週に向けての意気込みと、ファンのみなさんへメッセージをお願いします。

[Rainbrain選手]LJL優勝を目指しているので、相手がどんなチームであっても勝たなければならないと思っています。僕自身シーンに戻って間もないので、これからどんどん試合中に成長していきたいです。ファンのみなさん、見守っていてください!

第2試合 CROOZ RascalJester(×) vs Ozone Rampage(○)

試合の注目点
MMeron選手

 序盤から、どちらのチームも一歩も譲らないといった一進一退の攻防が繰り広げられたこの試合。

 しかし中盤以降、MMeron選手が素晴らしいポジショニングで集団戦をキャリーし、Ozone Rampageを勝利に導いた。

 今回は、そのMMeron選手の声を聞いてみよう。

【バンピック情報】
CROOZ RascalJester
ロールプレイヤー名チャンピオンサモナースペル
TOPcogcogMaokai(マオカイ)TeleportFlash
JUNGLEHirokiSejuani(セジュアニ)SmiteFlash
MIDapaMENKog'maw(コグマウ)GhostFlash
ADCRkpUrgot(アーゴット)FlashHeal
SUPLillebeltNautilus(ノーチラス)FlashExhaust
BANした
チャンピオン
Ziggs(ジグス)、Hecarim(ヘカリム)、Sivir(シビル)

――まず、開幕2連勝の感想から聞かせてください。

[MMeron選手]勝てて良かったです。とりあえず単独1位になれて安心しました。

――今日のコンディションはいかがでしたか。

[MMeron選手]万全とはいえませんが、悪くなかったです。僕だけはちょっとボットレーンでミスしてしまいましたが、他のメンバーはコンディションが良かったと思います。

Ozone Rampage
ロールプレイヤー名チャンピオンサモナースペル
TOPAmuseGnar(ナー)TeleportFlash
JUNGLEDoadRengar(レンガー)SmiteFlash
MIDteiCassiopeia(カシオペア)FlashCleanse
ADCMMeronCorki(コーキ)FlashHeal
SUPDaraNami(ナミ)IgniteFlash
BANした
チャンピオン
Azir(アジール)、Alistar(アリスター)、Riven(リヴェン)

――前回もコーキをピックしましたが、今回はなぜまたコーキを使ったのですか。

[MMeron選手]一般的なピックですし、得意なチャンプなので自信があるからですね。今回の場合は、相手チームが使用したアーゴットの防具はアーマーかマジックレジストのどちらかになることが多いのに対して、コーキはフィジカルダメージとマジックダメージの両方が出せるので、アーゴットに対してダメージが通りやすいという理由があります。

――集団戦の立ち位置で気をつけていたことは何ですか。

[MMeron選手]マオカイに絡まれないように気をつけていました。あとは、できればセジュアニのウルトも避けたいという感じですね。集団戦ではマオカイとセジュアニを削りつつ、アーゴットとコグマウがスキルを使い終わったところを狙って後ろに入って行きました。

――前シーズンと比べてチームがかなり改善されているようですが。

[MMeron選手]韓国人コーチと韓国人選手が入ってきてがらりと変わりました。練習のやり方ひとつとっても全く違いますね。

 これまでは選手同士で話し合うだけだったのが、今はコーチがアドバイスをしてくれて何が正しいか教えてもらえるのが大きいです。約1ヶ月間、ずっとこの練習方法を取ってきた成果が出ていると思います。

――来週に向けての意気込みと、ファンのみなさんへメッセージをお願いします。

[MMeron選手]ファンのみなさん、影ながら応援してください!来週はラウンド3でApeX、ラウンド4で7hと対戦しますが、負ける相手ではないので、全力で頑張ります。

第3試合:Immortals 7th heaven(○) vs ApeX R Gaming(×)

試合の注目点
Evi選手

 Evi選手がトップレーンでトリンケットワードを使って相手の動きを察知したことによって、Immortals 7th heaven(以下7h)がドラゴンを確保。さらに、レーニングで圧倒してトップの圧力をつくり、チームの勝利に貢献した。

 今回は、7hのトップレーナーEvi選手にインタビューしてみた。

【バンピック情報】
Immortals 7th heaven
ロールプレイヤー名チャンピオンサモナースペル
TOPEviVladimir(ブラッドミアー)TeleportFlash
JUNGLESSunRek'Sai(レクサイ)FlashSmite
MIDAlvingoAzir(アジール)FlashCleanse
ADCMuekiSivir(シビル)FlashHeal
SUPClockdayAlistar(アリスター)FlashIgnite
BANした
チャンピオン
Urgot(アーゴット)、Cassiopeia(カシオペア)、Hecarim(ヘカリム)

――まずはシーズン2初勝利の感想をお願いします。

[Evi選手]ただただ、嬉しいですね。前回のFMとの試合が残念ながら惨敗という結果に終わってしまって、非常に悔しい思いをしたんです。そのあとの勝利だったので、非常に嬉しかったですね。

――前回の反省点も多々あったと思いますが、この一週間どのように練習しましたか。

[Evi選手]ひたすら韓国人メンバーとコミュニケーションをとる練習をしました。やはり言語が違うとコミュニケーションを取るのが非常に難しいので、実戦形式で練習しました。

 前回はコミュニケーションが上手くいかず負けてしまいましたが、今回は練習通りの動きが実際にきちんと出せたような気がします。

――ブラッドミアー対イレリアのマッチアップには自信がありましたか。

[Evi選手]自信しかないです。正直このマッチアップで1対1なら、LJLのトップレーナーに僕は負ける気がしないですね。それぐらい練習してきました。

――レーンにトリンケットワードを置いていましたが、あれはApeXの動きを予想してのものだったのですか。

[Evi選手]ブラッドミアー対イレリアで負けるとすればガンクのみで、ガンクさえ避ければ僕は勝てると思ってるんです。それでガンクを避けるためにワードを置きました。


ApeX R Gaming
ロールプレイヤー名チャンピオンサモナースペル
TOPAyasKIrelia(イレリア)FlashTeleport
JUNGLEAiSejuani(セジュアニ)FlashSmite
MIDUtautaiZiggs(ジグス)BarrierFlash
ADCH1RoNGraves(グラベス)FlashHeal
SUPLillyLeona(レオナ)FlashIgnite
BANした
チャンピオン
Katarina(カタリナ)、Kalista(カリスタ)、Leblanc(レブラン)

――ミッドのセカンドタワーを割るときにテレポートしたのは、誰のコールによるものだったのですか。

[Evi選手]聞いてからだと返事が返ってくるまでに時間がかかるので、あれは僕が判断しました。

 練習試合でコーチから、「(テレポート先のミニオンが無敵になるので)タワーを殴る状況が維持しやすくなるテレポート」だと教わったのを思い出して使いました。

――手堅い試合運びで前シーズンと違った印象でしたが、スタイルが変わったきっかけは。

[Evi選手]基本的にコールをジャングラーのSSuN選手がしていて、やってはいけない行動を強い口調で指示しています。例えば、相手のタワーを取ったらすぐ「下がれ」という感じで、普段突っ込みがちな選手もコールにしたがって下がるんです。やはりSSuN選手の影響が大きいですね。

――来週に向けての意気込みと、ファンのみなさんへメッセージをお願いします。

[Evi選手]来週の試合も絶対に勝ちます。前回は本当にお見苦しいところをお見せしましたが、これからの試合はすべて僕が輝きます!これからも応援よろしくお願いします。

編集部より

AKIBA PC Hotline!では、「eスポーツを観戦する」ことにフォーカスした新コーナー「eスポーツWatch」を開始しました。現在の盛り上がりの中心となっている、League of Legendsをメインに、選手たちの戦いとドラマをお届けします。チームのインタビューや観戦ガイドなど、eスポーツを楽しく見る情報満載でお届けしていきますので、みなさまよろしくお願いします。

(AKIBA PC Hotline!編集部)