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8086誕生40周年を記念した「Core i7-8086K Limited Edition」が発売、実売51,780円

最大5GHz動作

(6/8 20:36更新)搭載PCの実機展示がスタート。
初出日時 6/8 16:01
Core i7-8086K

 Intelの創立50周年を記念したCPU「Core i7-8086K Limited Edition」が発売された。Turbo Boost時の最大クロックは5GHzまで達する。

 店頭価格は税込51,780円前後で、販売ショップはツクモeX.パソコン館ツクモパソコン本店ツクモDOS/Vパソコン館ツクモ12号店ドスパラ秋葉原本店GALLERIA Loungeパソコン工房 秋葉原BUYMORE店オリオスペックパソコンショップ アークソフマップAKIBA②号店 パソコン総合館ショップインバース秋葉原2号店

Intel創立から50周年、8086プロセッサ誕生から40周年を記念した限定CPU

 Core i7-8086K Limited Editionは、Intel創立から50周年、そして8086プロセッサ誕生から40周年を記念したという第8世代Coreプロセッサ「Coffee Lake-S」の限定モデル。CPUのグレードを示す「プロセッサー・ナンバー」の数字は、既存のCore i7-8700Kより小さいが、実質は上位モデルで、クロックはベース4GHz、Turbo Boost時最高5GHzが実現されている。同社のコンシューマー向けCPUで5GHzに到達した製品は初めてという。

 なお、Turbo Boost時5GHzでの動作はシングルコア時のみで、全てのコアをTurbo Boostで引き上げた場合は4.3GHz動作となる。

パッケージ。「LIMITED EDITION」の文字がプリント
Core i7-8086K解禁
動作クロックは最大5GHz(シングルコア動作時)に達する

 また、外箱には通常製品とは異なる「LIMITED EDITION」の文字がプリント。同社CEOのサイン入りメッセージカードも封入されている。

 動作クロック以外の基本仕様はCore i7-8700Kとほぼ同じで、6コア/12スレッド、キャッシュ容量12MB、TDP 95Wといったスペックを持つ。また、CPU倍率の変更によりオーバークロックできる、アンロック仕様である点も変わらない。

CPU背面
基本仕様
同社CEOのサイン入りメッセージカードが封入
8086プロセッサの誕生40周年
パッケージ構成
Core i7-8700K(写真左)とCore i7-8086K(写真右)のパッケージ比較

 CPUの発売に合わせて、各社からは搭載PCも発表されている。ドスパラ秋葉原本店は実機展示を行っており、動作を確認することもできる。

本日6月8日(金)21時よりCore i7-8086K Limited Editionを生動画レビュー!

 初代8086との40年越しのベンチ対決も本日21時より、“KTU”こと加藤勝明氏とDOS/V POWER REPORT編集長佐々木がCorei7-8086K Limited Editionを生動画配信でレビューします。なんと初代8086プロセッサを搭載した初代PC-9801も用意して40年越しの新旧ベンチマーク対決も敢行。“改造バカ”高橋敏也氏は台北出張中なのでネット参加の予定です。

【「40年前のIntel 8086(5MHz)と最新のCore i7-8086K(5GHz)をベンチで比較!」本ナマ!改造バカ 第44回】

[撮影協力:ツクモeX.パソコン館パソコン工房 秋葉原BUYMORE店ドスパラ秋葉原本店]

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