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Project Mの「こだわりケース」が来週発売、アビー製

 元「店員M氏」によるProjectMから初のPCケースが登場、コンパクトなATXタワーケース「Selfish M1」が5月10日(金)に発売される予定だ。BUY MORE秋葉原本店ではサンプルとして、パーツが搭載された状態の本体も展示されている。

 本体カラーは5種類で、予価はブラックとシルバーが29,800円、ブルーとレッドが31,800円、「AMDロゴ入り限定モデル」(レッド)が35,800円。電源は非搭載。BUY MORE秋葉原本店によると、「製造元はアビー」という。

元店員M氏の「わがまま」を製品化

 Selfish M1は、ATXフォームファクタながら高さ392×幅186×奥行き274mm(インシュレータを除く)というコンパクトなPCケース。

 製品コンセプトは「元店員Mが欲しいケース」。「奥行きを短く」「ATX電源を使いたい」「ドライブはそんなに載せない」などといった元店員M氏の「わがまま」を製品化したという。

 ただし、コンパクトさを追求したため、内部の余裕が少ない点には注意が必要。具体的には「ATX電源を搭載した場合、CPUクーラーは高さ60mmまで」「電源は奥行き160mmまでで、ケーブルをまとめておくスペースがないため着脱式を推奨」「3.5インチシャドウベイを使う場合は外部電源端子のないビデオカードを推奨」などとされている。

 全体のデザインはアビー製タワーケースを思わせるもので、特に本体の大きさやフロントパネルの形状などは、microATXタワーケースの「smart P04」を彷彿させる。組み立てマニュアルを「オーナーズマニュアル」と呼ぶあたりもアビー風だ。

 使用素材は、フロントパネルとカバーがアルミ、シャシーがスチール。ドライブベイ数は5インチ×1、3.5インチシャドウ×1、2.5インチシャドウ×2。拡張カードスロットは7基。

 ケースファンは非搭載で、底面に120mmファンまたは90mmファンが1基、背面に60mmファンが2基搭載可能。なお、底面ファンについては「マザーによって干渉する」とされている。

 付属品はインシュレータセット、ネジセット、マニュアルなど。

[撮影協力:BUY MORE秋葉原本店]

Project M Selfish M1