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オペアンプの“聴き比べ”ができるポータブルアンプが販売中

3つのオペアンプが搭載可能、ボタンで切り替え

 3つのオペアンプを切り替えて“聴き比べ”もできる共立プロダクツブランド(共立電子産業)のポータブルヘッドフォンアンプ「KP-HAMP61」が三月兎2号店で販売中だ。店頭価格は税込23,800円前後(詳細は「今週見つけた新製品」参照のこと)。

内部基板には3基のオペアンプ用ソケットを装備、電源ボタンで使用するオペアンプを切り替え

 KP-HAMP61は手のひらサイズのヘッドフォンアンプで、最大3つのオペアンプを搭載し、切り替えて使えるのが特徴。

 内部基板には3基のオペアンプ用ソケットが装備。オペアンプや電池を着脱する際は、筒状のカバーから基板を取り出す。オペアンプは標準で「NJM4558DD」が1個搭載されている。

 オペアンプの切り替えは、電源ボタンを押すことで行なう。スイッチを押すたびにパイロットランプの色が緑(左ソケット)、黄色(中央ソケット)、赤(右ソケット)と変わり、使用中のオペアンプが認識できる。なお、電源ボタンを1秒以上押すと電源がOFFになる。

 Webサイトで公開されているマニュアルによれば、オペアンプ「MUSES01」は電圧が足りないため使用できないとのこと。マニュアルには、使用可能なオペアンプや推奨オペアンプについても記載されているので、手持ちのオペアンプを使おうと考えている人は目を通しておくとよいだろう。

 入出力端子はステレオミニ(3.5mmジャック)。電源は単4形電池4本(別売り)。無音状態が5分間続くと、自動で電源がOFFになる機能も備えている(機能の無効化も可能)。

[撮影協力:三月兎2号店]

共立プロダクツ KP-HAMP61