Steam特価情報

1,000時間ハマれるParadoxの戦略ゲームが最大75%OFFの大セール中!【今週のSteam特価情報】

Steamの特価ゲームをガンガン買い隊【第01回】 text by 佐藤 カフジ

毎週末更新、Steam特価情報!

 今回からスタートする「特価ゲームをガンガン買い隊」。」Steamの特価ゲームを毎週購入、コストパフォーマンス極振りのオトクなゲームライフを紹介していくというコーナーだ。特価となった気になるゲームを片っ端から購入&ダウンロードし、多数のゲームを遊びまくれるSteamライブラリ環境を充実させていこう。

 ゲームのインストールに使用するストレージには、同容量帯で現在最高クラスのコストパフォーマンスとなるSeagateBarraCudaの4TBモデル(ST4000DM005)を使用。なお、同モデルがゲーム向けストレージとしてどれだけ適しているかについてはレビューでお届けしているので、そちらもぜひ参照して頂きたい。

 それでは早速Steamセール情報をチェックしよう。今週は骨太戦略ゲームの老舗、Paradox Interactivceの各種タイトルが大幅値引きでセール中だ。「Europa Universalis」、「Hearts of Iron」、「Crusader Kings」といったParadoxの主力シリーズをはじめ、売れ筋の大型タイトルが最大80%オフ。PCならではの知的な戦略ゲームにどっぷりと浸かれるチャンスだ。

 基本的にすべて英語版となり、しかもわりと読解難易度の高い表現が頻出するタイトルが多いところにご注意を!また、セールは期間限定なので、購入を検討しているユーザーは早めにチェックしてもらいたい。

・PCゲームは意外とHDDでも速かった?「ゲームとHDD」最新事情をまとめてみた
http://akiba-pc.watch.impress.co.jp/docs/sp/1050266.html

75%OFFの995円「Europa Universalis IV」

Europa Universalis IVが75%OFFで税込3,980円が税込995円(Steamへのリンク)

 15世紀~17世紀頃のの世界史を描く地球規模の歴史シミュレーションゲーム。

 大航海時代のヨーロッパが中心とはなっているが、当時存在したありとあらゆる国々がプレイアブル勢力として網羅されており、極東の島国で戦国武将となって天下(日本)統一を目指すことも可能という自由度が素晴らしい。
 軍事も重要だがそれ以上に外交要素に力の入ったゲームシステムになっており、小国から大国まで、幅広い戦略を試せるのが魅力。難易度は高いが歴史シミュレーションのファンなら絶対にハマる、手応えたっぷりの1本だ。

推奨環境
プロセッサー: Intel Pentium IV 2.4 GHz or AMD 3500+
メモリー: 2GB RAM
グラフィック: NVIDIA GeForce 8800 or ATI Radeon X1900, 1024MB video memory recommended
ストレージ: 2GB

40%OFFの2,388円「Hearts of Iron IV」

Hearts of Iron IVが75%OFFで税込3,980円が税込2,388円(Steamへのリンク)

 第二次世界大戦前夜からの世界史を描く戦略シミュレーションゲーム。

 内政要素から軍事要素まで、これでもかというほど緻密に、リアリスティックに、そしてリアルスケールで再現されているのが特徴だ。数十万人規模の軍団を組織し、前線維持のために補給線を構築するだけでも1本のゲームにできるほどの情報量が凄い。ドイツ、アメリカ、日本、ソビエト等、大戦の主要参加国のほか、全世界の各国をプレイすることが可能。

 戦火に飛び込むなら戦時内閣を組織し、国民を動員し、殖産興業・富国強兵政策を進めるもよし、あるいは大国の衝突を横目に冷や汗をかきながら重武装中立を目指してみるもよし。内政・外交・戦略・用兵すべてにわたって味わい深く噛み締められる作品だ。

推奨環境
プロセッサー: Intel Core i5 750 2.66GHz / AMD Phenom II X4 955 3.20GHz
メモリー: 4GB RAM
グラフィック: ATI Radeon HD 6950 or NVIDIA GeForce GTX570 with 2GB VRAM.
ストレージ: 2GB

75%OFFの995円「Crusader Kings II」

Crusader Kings IIが75%OFFで税込3,980円が税込995円(Steamへのリンク)

 ノルマン・コンクエストに始まる中世ヨーロッパの極めて混乱した歴史を、各国君主の視点で緻密に体験できる歴史シミュレーションゲーム。

 十字軍の時代ということもあって、ヨーロッパ諸国はバチカンを中心とするキリスト教秩序に縛られる点もリアル。外交面ではバチカンを味方につけることが重要となるのはもちろんだが、十字軍の遠征で疲弊した他国にうまく難癖をつけて侵略したり、政略結婚により同盟を組織したりなど、中世らしさあふれる血なまぐさい外交要素が魅力。

 プレイ中に4~5世代の世代交代も避けられないが、結婚や出産、世継ぎの成長にまつわる部分にもいろいろとケレン味あふれる部分があって、ときにはとんでもなく奇妙な家族史が形成されることも。そういった積み重ねで、ヨーロッパの歴史観を深く理解できるのも楽しいところだ。

推奨環境
プロセッサー: Intel Pentium IV 2.4 GHz or AMD 3500+
メモリー: 2GB RAM
グラフィック: NVIDIA GeForce 8800 or ATI Radeon X1900, 512MB graphics memory required.
ストレージ: 2GB

68%OFFの953円「Cities: Skylines」

Cities: Skylinesが68%OFFで税込 2,980円が税込953円に(Steamへのリンク)

 「SimCity」ファンが作り上げた、都市建設シミュレーションゲームの最高峰。

 基本的なシステムは「SimCity」シリーズに似ているが、区画整理や道路の建設等、様々な要素がより緻密かつ大規模に作られていて、コツを掴めば思い通りの壮麗な都市を築き上げることができる。マップの大きさも自由に設定でき、実用上限界の最大サイズで都市建設を行なえば、文字通り水平線のかなたまで続く大都市をも構築できる。立体交差を駆使したカッコイイ交通網が構築できるのも魅力。

 たくさんのユーザーMODがあるおかげで、何度プレイしてもやりつくせないほどの奥深さと広がりがあるというのが最大のポイントかも。

推奨環境
プロセッサー: Intel Core i5-3470, 3.20GHz or AMD FX-6300, 3.5GHz
メモリー: 6GB RAM
グラフィック: nVIDIA GeForce GTX 660, 2GB or AMD Radeon HD 7870, 2GB (Does not support Intel Integrated Graphics Cards)
ストレージ: 4GB

50%OFFの990円「Cities in Motion 2」

Cities in Motion 2が50%OFFで税込1,980円が税込990円に(Steamへのリンク)

 都市シミュレーションゲームの中でも異色な、公共交通・輸送機関を緻密にシミュレーションする戦略ゲーム。

 市民ひとりひとりがきちんと目的や生活サイクルを持って存在しており、それらのニーズを踏まえながらバス網や鉄道網を整備していくのが本作の基本だ。とはいっても路線を引くだけでうまくいくわけもなく、きちんと必要な時間帯に合わせてダイヤを調整したり、時間帯毎の発着本数をフレキシブルに調整することも必要。うまく構築できた交通網は都市の発展を促し、黒字を生み出してさらなる拡張を可能にしてくれる。

 ややシステムが特殊で慣れるのに苦労する点もあるが、「Railroad Tycoon」や「A列車で行こう!」シリーズなどの交通シミュレーションゲームにハマった経験がある人なら、間違いなく楽しめる1本だ。

推奨環境
プロセッサー: 3 GHz Quad core
メモリー: 4GB RAM
グラフィック: nVIDIA GeForce GTX460, 1GB RAM or AMD Radeon HD 6850, 1GB RAM
ストレージ: 2GB

40%OFFの2,388円「Stellaris」

Stellarisが40%OFFで税込3,980円が税込2,388円に(Steamへのリンク)

 Paradoxゲーが地球を飛び出し、ついに銀河系レベルへ。銀河に漂う数千の星、数万の惑星を舞台とし、銀河最強の帝国を築いていこうという戦略ゲームだ。Paradoxの戦略ゲームというだけあって、政治・外交要素が他のシリーズに劣らないほど充実。力による制圧、交渉による支配、様々な手段を駆使して帝国を拡大していこう。

 さらには主要戦力となる宇宙戦艦を様々にカスタマイズすることも可能で、SFチックなワクワク感もしっかりとフィーチャー。2016年5月に発売された比較的新しいタイトルというこもあり、アップデートやコンテンツ追加も精力的に行なわれている。

推奨環境
プロセッサー: AMD Phenom II X4 850 @ 3.3 GHz or Intel i3 2100 @ 3.1 GHz
メモリー: 4GB RAM
グラフィック: AMD HD 6850 / or Nvidia GTX 560TI, with 1,024MB VRAM
ストレージ: 4GB

●Steamの特価情報一覧
http://store.steampowered.com/search/?specials=1

今週は計6本購入、使用容量は現在約10GB

 今週は2K Gamesの人気シリーズがセットで大セール中ということで、上述で紹介したたいとるをすべて購入・インストールした。

 各タイトルほぼ1,000円程度で購入できてオトク感も上々だが、グラフィックスに凝らないParadoxの戦略ゲームは容量的にも軽量で、6本合わせても使用容量は19GB程度で済んでしまった。これで真面目にプレイすれば各タイトル数百時間は遊べるというのだから恐ろしいほどのコストパフォーマンスである。

 ちなみに、今回のゲームのダウンロードにかかった時間は約1時間半。低容量のストレージの場合は、空き容量が減った際にゲームをアンインストールして容量を空ける必要が出てくるが、大容量のHDDであればこうした手間も無く、また遊びたくなった際に再度ダウンロード時間がかかることも無い。

Europa Universalis IV(容量約834MB)
Hearts of Iron IV(容量約845MB)
Crusader Kings II(容量約933MB)
Cities: Skylines(容量約3.6GB)
Cities in Motion 2(容量約1,303MB)
Stellaris(容量約2.5GB)
現在のHDD使用量は約19GB
使用しているHDDはSeagate BarraCudaの4TBモデル「ST4000DM005」