取材中に見つけた○○なもの
黒いファミコンカセット?Pentium IIIとAthlonが熱い戦いを繰り広げた1999年
2017年2月21日 08:10
今回は、IntelのメインストリームCPU「Pentium 2」の後継として1999年2月に発売されたPentium IIIを紹介します。1999年夏に強力なライバルが現れるまで、自作向けの最速CPUとして君臨していました。
※社名、製品名、販売店名は取材当時のものです。
新命令「SSE」をサポートした最初のCPU、最初は発表前のフライング販売
5月には最速モデルを更新する550MHzが登場
1999年8月のAMD Athlonデビューにより最速争いが激化
1999年8月にはAMDから独自のSlot A用CPU「Athlon」が登場します。最初は500MHz/550MHz/600MHzの3モデルで発売されましたが、一ヶ月後の9月には650MHzが登場し、Pentium IIIはx86最速の座を追われることになりました。それ以後、両社で抜きつ抜かれつのクロック競争が展開されることになります。