取材中に見つけた○○なもの

電子工作キットメーカー「ビット・トレード・ワン」が専用ケースの3Dデータを公開

三月兎で出力サンプルを展示中

公開された3Dモデルデータを基に3Dプリンタで出力した専用ケース。

 電子工作キットを多数販売している「ビット・トレード・ワン」が、同社製品を搭載できる「専用ケース」の3DモデルデータをWebサイトで公開中。

 Webサイトで公開されているものは、同社のUSB充電容量チェッカー、電流帰還アンプ、デジタルスピードメーター、DSPラジオキット向けの計4種。公開されているデータは3Dプリンタでそのままできる「STLファイル」と、編集可能な「STP/3DM/IGSファイル」がそれぞれぞ用意されています。

 ちなみに、ビット・トレード・ワン製品を取り扱う三月兎2号店では、3Dモデルデータを実際に3Dプリンタで出力したサンプルを展示中。サンプルは電流帰還アンプ用のケースで、新宿にある「オフィス24スタジオ」で出力したものだそう(オフィス24スタジオについては別記事も参照してみて下さい)。

 電流帰還アンプやUSB充電容量チェッカーなどを持っていてケースを探していたという人は、3Dプリンタで専用ケースを出力してみてはいかがでしょうか。

ビット・トレード・ワンが同社製品を搭載できる「専用ケース」の3Dモデルデータを公開。
現在4製品分が公開されている。
三月兎2号店では3Dプリンタで実際に出力したサンプルを展示中。同社の「電流帰還アンプ」向けの専用ケース。
3Dプリントを持っていない人は、オフィス24スタジオなどのプリントサービスを利用する手段がある。
オフィス24スタジオなどの出力センターでプリントアウトした際の参考価格。

(森 篤司)