【 2010年11月13日号 】
ソフマップが大型免税店をオープン、パソコン総合館の改装で

 ソフマップ パソコン総合館が、外国人観光客向けの免税店メインにシフト、取り扱い商品を大幅に変更し「AKIBA DutyFree'S」という店舗名で営業が始めている。

 同店舗ではこれまで国内ユーザー向けにデジタルカメラ、PC本体、PCパーツなどの販売や、中古パーツの買い取りなどが行なわれていたが、今回、ターゲットを外国人観光客に変更したかっこうだ。


●1〜4Fが外国人観光客向け、
 海外仕様の炊飯器や理美容品など

 1〜3階の免税フロアでは、Sonyの海外製品や国内メーカーのデジタルカメラ、携帯音楽プレイヤーなどのほか、海外仕様の炊飯器などの家電、ブランド時計、理美容用品などの販売が行なわれている。

 ちなみに4階も免税フロアとされているが、11日(木)時点では国内仕様のノートPCや周辺機器が主に置かれており、1〜3階に比べると免税店としてのカラーは薄い印象だ。

●5〜7Fは日本人向けのソフト売り場

 5〜7階は国内ユーザー向けのソフト関連中心の販売フロアに変更。新品/中古の映像ソフトやPCゲームソフト、ビジネスソフト、音楽CDのほか、フィギュアなどのホビー関連製品を取り扱っている。7階にはイベント会場もある。

 秋葉原は、以前から多くの外国人が観光に訪れる街で、免税店も多かったが、最近は中国人観光客などを含め、さらにその存在感が増しつつある。国内ユーザー向けの印象が強かったソフマップが免税店にシフトするのは新たな展開と言えそうだ。


□東京・秋葉原 パソコン総合館(ソフマップ)
http://www.sofmap.com/tenpo/topics/exec/_/id=shop/-/sid=akb-pc



※特記無き価格データは税込み価格(税率=5%)です。