【 2010年12月25日号 】 | |
Sandy Bridge対応マザーがショップに「入荷」、展示も始まる、 台湾のショップで購入したもの、販売予定なし |
1月上旬の発売と見られるSandy Bridge対応マザーがショップに「入荷」、店頭展示がはじまった。「入荷」といっても、実際はショップが台湾のパーツショップで購入したもの。「サンプルとして入手したもので、もちろん販売用ではない」(ショップ)という。
●台湾で店頭販売されていたものを購入
販売予定なし展示を始めたのはOVERCLOCK WORKSで、展示されているのはIntel P67 Expressチップセットを搭載したASUS製マザーボード「P8P67」。ちなみにこの製品は、販売用の在庫品や代理店から入手したサンプル品ではなく、台湾のショップ店頭で普通に販売されていた製品を、同店が購入したもの。前述の通り、販売予定もないという。
Intel 6シリーズチップセットを搭載したマザーボードに関しては、先週のイベント「2010 AKIBA-PC-DIY EXPO 冬の陣」でもMSI製品が展示されたが、店頭に製品が登場したのはこれが初。また、ASUS製品については、11月中旬のプレス向けセミナーでP8P67を含む6モデルが展示されたが、店頭で一般に披露されたのは初めてだ。
●LGA1155ソケットを搭載
展示されている「P8P67」の基板上には新型CPUソケットのLGA1155が搭載。スロット数はPCI Express x16×2、PCI Express x1×2、PCI×3、DIMM×4(DDR3 2133)。USB 3.0、6Gbps Serial ATAといった機能も装備されている。また、パッケージや基板裏面のシールには「製造年月:2010年11月」という文字も刻印されていた。
EFI BIOS画面CPUは入荷していないため、実際に動作している姿は確認できなかったが、付属マニュアルに「EFI BIOS」と書かれたグラフィカルな設定画面が掲載されているのが注目できる。P67系マザーボードでは、BIOSはEFIベースのものに更新される見込みで、これはどうやらEFIを活用した新たな設定画面と思われる。
なお、Intel 6シリーズ搭載マザーは正式には2011年に発売される予定だが、同店によれば「既に台湾では普通にIntel P67搭載マザーが販売されていた」とのこと。ただ、対応CPUは流通していなかったという。.
□ASUSTeK Computer
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