LGA1366版Xeonの新モデル。6コアのX5690(クロック3.46GHz)とE5645(同2.4GHz)、4コアのE5607(同2.26GHz)の3モデルがラインナップされている。 上位モデルとして発売されたX5690はX5680(クロック3.33GHz)やCore i7-980X Extreme Edition(同)よりクロックが高い高クロック品。6コアでQPI 6.4GT/sのXeon X5600シリーズでは現時点において最上位モデルとなる。3次キャッシュ12MB、HTサポート(12スレッド対応)といったスペックは従来同様。 E5645はXeon E5600シリーズとしては初となる6コアモデルで(下位のE5640などは4コア)、HTのサポートにより12スレッドまでの実行に対応する。他の主なスペックはQPI 5.86GT/s、3次キャッシュ12MBなど。 なお、E5645は組み込み向けとして2010年第1四半期に出荷が始まっているが、パッケージ品を店頭で確認したのは今回が初めて。 E5607はXeon E5600シリーズで現時点において最下位のモデル。上位のE5640などと同様に4コアだが、HTはサポートせず4スレッド対応に留まる。また、Turbo Boostもサポートしない。他の主なスペックはQPI 4.8GT/s、3次キャッシュ8MB。 今回確認した製品のsSpecは、X5690が「SLBVX」、E5645が「SLBWZ」、E5607が「SLBZ9」。 なお、対応ソケットはLGA1366だが、対応マザーボードについては「不明」(ショップ)とされている。 □関連記事 【2010年3月27日】「6コアのCore i7」が実質入手可能に http://akiba-pc.watch.impress.co.jp/hotline/20100327/etc_intel.html 【2010年3月27日】Intel Xeon X5680(今週見つけた新製品) http://akiba-pc.watch.impress.co.jp/hotline/20100327/ni_cx5680.html
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