2011年2月19日号
 -新製品- Intel Xeon X5690
 (一部20日調査)
 [製品ジャンル:CPU]
※このページにおける価格などは、編集部が店頭表示を独自に調査したものです。
 この価格で販売されることを保証するものではありません。
 実際の販売価格は変動しますので、購入時に各ショップ店頭にてご確認ください。
※特記無き価格情報は税込み価格(税率=5%)です。

メーカー/製品名価格(円)ショップ備考
|IntelXeon X5690
(LGA1366用CPU,6コア,3.46GHz,L3キャッシュ 12MB
 ,TDP130W,Hyper-Threading対応
 ,TurboBoost機能搭載,リテールパッケージ)
149,800ツクモパソコン本店B1F
|IntelXeon E5645
(LGA1366用CPU,6コア,2.40GHz,L3キャッシュ 12MB
 ,TDP80W,Hyper-Threading対応,TurboBoost機能搭載
 ,リテールパッケージ)
49,800ツクモパソコン本店B1F
|IntelXeon E5607
(LGA1366用CPU,4コア,2.26GHz,L3キャッシュ 8MB
 ,TDP80W,リテールパッケージ)
24,980ツクモパソコン本店B1F
写真写真
写真写真
写真写真

  LGA1366版Xeonの新モデル。6コアのX5690(クロック3.46GHz)とE5645(同2.4GHz)、4コアのE5607(同2.26GHz)の3モデルがラインナップされている。

 上位モデルとして発売されたX5690はX5680(クロック3.33GHz)やCore i7-980X Extreme Edition(同)よりクロックが高い高クロック品。6コアでQPI 6.4GT/sのXeon X5600シリーズでは現時点において最上位モデルとなる。3次キャッシュ12MB、HTサポート(12スレッド対応)といったスペックは従来同様。

 E5645はXeon E5600シリーズとしては初となる6コアモデルで(下位のE5640などは4コア)、HTのサポートにより12スレッドまでの実行に対応する。他の主なスペックはQPI 5.86GT/s、3次キャッシュ12MBなど。

 なお、E5645は組み込み向けとして2010年第1四半期に出荷が始まっているが、パッケージ品を店頭で確認したのは今回が初めて。

 E5607はXeon E5600シリーズで現時点において最下位のモデル。上位のE5640などと同様に4コアだが、HTはサポートせず4スレッド対応に留まる。また、Turbo Boostもサポートしない。他の主なスペックはQPI 4.8GT/s、3次キャッシュ8MB。

 今回確認した製品のsSpecは、X5690が「SLBVX」、E5645が「SLBWZ」、E5607が「SLBZ9」。

 なお、対応ソケットはLGA1366だが、対応マザーボードについては「不明」(ショップ)とされている。

□関連記事
【2010年3月27日】「6コアのCore i7」が実質入手可能に
http://akiba-pc.watch.impress.co.jp/hotline/20100327/etc_intel.html
【2010年3月27日】Intel Xeon X5680(今週見つけた新製品)
http://akiba-pc.watch.impress.co.jp/hotline/20100327/ni_cx5680.html