最近すっかり珍しくなったSLCタイプの2.5インチSerial ATA-SSD。Intel製で容量は20GB。「Intel Solid-State Drive 311 Series」(以下311シリーズ)に属する製品。 34nmプロセス製造のSLC NANDフラッシュメモリを採用した製品で、MLCタイプのSSDよりも高い耐久性とパフォーマンスがウリ。Z68チップセットが持つSSDによるHDD キャッシュ機能「Intel Smart Response Technology」に最適化されているともうたわれている。MTBF(平均故障間隔)は120万時間という。 公称の最大性能値は、データ転送速度がリード200MB/s、ライト105MB/s、ランダムアクセス性能(4KB IOPS)はリード37,000IOPS、ライト3,300IOPS。消費電力は動作時150mW、アイドル時75mW。SATAインターフェイスは3Gbps対応。 なお、311シリーズにはmSATAコネクタ搭載モデルもあり、その製品がバンドルされたGIGABYTEのIntel Z68マザー「GA-Z68XP-UD3-iSSD」も発売されている。 □関連記事 【2011年6月14日】SSDをオンボード搭載したZ68マザーが登場 http://akiba-pc.watch.impress.co.jp/hotline/20110618/etc_gigabyte.html 【2011年5月12日】mSATAコネクタの小型SSDがIntelから発売 http://akiba-pc.watch.impress.co.jp/hotline/20110514/etc_intel3.html 【2011年4月12日】Intelの新型SSD「320」が発売、X25-Mの後継品 http://akiba-pc.watch.impress.co.jp/hotline/20110416/etc_intel.html 【2011年3月5日】インテル初の6Gbps SATA-SSDが発売、公称最大500MB/s http://akiba-pc.watch.impress.co.jp/hotline/20110305/etc_intel.html
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