触れてみよう電子工作×IoT

お米が少なくなったら自動注文、「スマート米びつ」をラズパイ+myThingsで作ってみた<後編>

新しいお米はLOHACOで注文、Twitterで通知も text by 清土 伸康

実際にシステムを動かしてみたお米が減るとLOHACOで新しいお米がカートに追加


お米が減ると自動で注文をする“スマート米びつ”を作ってみた。

 ここまでに製作したシステムを実際に動かしてみた動画を用意してみました。お米が減っていくと、自動で新しいお米が注文されている様子が確認できると思います。

まとめ

 今回、自分が欲しいものを作るということで、“スマート米びつ”を作りましたが、見た目と電源問題を解決すれば十分に実生活で使えるものが作れたのではないかと思います。

 近い将来、米びつだけでなく、卵やミネラルウォーター、調味料など日常生活で定期的に購入するものは適切なタイミングで自動購入してくれる事が当たり前になると確信しています。

 この記事を読んで、そんな未来を一足先に体験してもらえると嬉しいです。

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ヤフー 清土 伸康

 2015年10月からヤフー社内のIoTプロジェクトに参画。フロントエンドの開発を担当。開発と並行してmyThingsのハンズオンやセミナーなどの布教活動を行う。学生の頃は電子工学を学んでいた。今ではすっかり忘れてしまって初心者だが、ものづくりを楽しむ心はまだ持っている。