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お米が少なくなったら自動注文、「スマート米びつ」をラズパイ+myThingsで作ってみた<後編>
新しいお米はLOHACOで注文、Twitterで通知も text by 清土 伸康
2017年7月3日 00:00
その3:Raspberry Pi 3に繋いだ感圧センサーでデータを取得し、AWSへ接続するためのプログラムを作成しよう
次に、Raspberry Pi 3に接続している感圧センサーからデータを取得するためのプログラムや、AWSへ接続するためのプログラムを作成します。ソースコードは少々長くなったので、GitHubにて公開しています。
■“スマート米びつ”ソースコード(GitHub)
https://github.com/nsedo/smart_komebitsu/tree/master/samples/basicPubSub
上記のプログラムをRaspberry Pi 3に配置すると、“スマート米びつ”が完成です。
では、ここまでに製作したシステムの動作を写真とともに解説していきましょう。
まずはお米が入っていない状態の米びつを乗せて10秒位待つと、赤いLEDが3つ点灯します。これで何も入っていない時の重さの設定が完了です。
次にお米を入れてみます。こちらも10秒ほど待つと緑のLEDが3つ点灯し、お米が満たされた時の重さの設定が完了します。
そして、米びつ内のお米が減ってくると、緑のLEDが消灯していき、残りが20%を切ったらmyThings Developersを経由してLOHACOでお米がカートに追加されます。この時にはカートに追加したことをTwitterのDM(Direct Message)で通知します。
LOHACOで買い物カゴを確認すると、myThings Developersで設定した商品が追加されていることが確認できるので、後は注文手続きを済ませればお米が注文できます。