あの頃の秋葉原

【1999年11月20日号 掲載】i820搭載マザーボード2種類とRIMMの販売スタート

RIOWORKSとAOpenからマザーボードが発売に

※このコーナーでは過去に掲載した懐かしい人気記事を紹介していきます。なお、情報は掲載当時のものであり、現在の状況とは異なる場合もあります。予めご了承ください。

 RIMMやAGP 4xなどに対応したi820チップセット搭載マザーボードがRIOWORKSとAOpenから登場。RIMMもマザーボードとセットなどのかたちで販売がスタートしている。

 まだ流通量が充分ではないものの、ドタキャン騒動から約2ヶ月が経過してようやく製品が入手が可能になった。

 i820正式発表直後にアキバで販売がスタートしたi820搭載マザーボードはRIOWORKS製の「PU82A」とAOpen製の「AX6C」の2種類。いずれも似通った仕様で、RIMMスロットは3本、PCIスロットは5本でISAスロットは持っていない。

 2製品に共通している「RIMMスロット」と「3本」という2つのキーワードは、どうしてもi820ドタキャン騒動の原因とも言われる不具合問題を連想させるが、この問題は正確には「RIMMを3本フル実装した場合に」発生する不具合であり、また製品によって発生する場合としない場合があるとも言われていることから、結局は単純にRIMMのスロット数で判断するのではなく、メーカー側が個別の製品についてどういう保証条件をつけているかがポイントと考えたほうがいいようだ(続きを読む)。