パワレポ連動企画
枯れた回路は最新回路にも勝る!Antec「CSK750H」
DOS/V POWER REPORT 2023年冬号の記事を丸ごと掲載!
2023年6月21日 08:05
Antec CSK750H
たかがBronzeされどBronze!枯れた回路は最新回路にも勝る!
型番 | 出力 | 奥行き | 実売価格 |
---|---|---|---|
CSK750H | 750W | 14cm | 11,000円前後 |
CSK650H | 650W | 14cm | 10,000円前後 |
CSK550H | 550W | 14cm | 8,000円前後 |
消費電力 | アイドル時:52.7W/高負荷時:413W |
動作音 | アイドル時:37dB/高負荷時:37.4dB |
久々に試す80PLUS Bronze認証電源。だがこれが捨てたモンじゃなかったというのが第一印象だ。
中身は部品配置に余裕があってエアフローはよさそうだが、昔ながらのメイントランス中央配置や海外メーカー製の電解コンデンサが目につく2次側平滑回路のざっくりとした回路が、4年以上前にタイムスリップした感じだ。
今どきの電源なら当たり前に付いているプラグインコネクタ裏のバイパスコンデンサもなく、直付けのATXケーブルなどのハンダ付けも趣深い(笑)。
それでいて基準電圧はすべて12.1Vという強気の設定に加え、電圧降下も0.3~0.4Vと安定している。ノイズは若干長周期に交流成分が残っているものの、短周期で見るとそれほどノイジーというわけでもない。
枯れた回路の安定性ってスゲー!と改めて感心させられる電源だ。小出力モデル狙いの方必見と言える。
CPU | AMD Ryzen 9 5900X(12コア24スレッド) |
マザーボード | MSI MPG X570 GAMING PRO CARBON WIFI(AMD X570) |
メモリ | Kingston HyperX Savage DDR4 HX430C15SBK2/16(PC4-24000 DDR4 SDRAM 8GB×2) |
ビデオカード | NVIDIA GeForce RTX 3090 Founders Edition(1,000W環境で利用)、ZOTAC GAMING GeForce RTX 2080(NVIDIA GeForce RTX 2080、750W環境で利用) |
SSD | Solid State Storage Technology Plextor M8Se(G)シリーズ PX-512M8SeG[M.2(PCI Express 3.0 x4)、240GB] |
OS | Windows 11 Pro |
室温 | 20℃ |
暗騒音 | 34.8dB |
アイドル時 | ベンチマーク終了10分後の値 |
高負荷時 | 3DMarkを実行中の最大値 |
動作音測定距離 | ファンから約15cm |
電力計 | Electronic Educational Devices Watts Up? PRO |
電圧計測方法 | 三和電気計器 PC-20を3台使用し、各コネクタの電圧を計測 |
リプル計測方法 | Pico Technology PicoScope2204を使用しアイドル時に計測 |
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