ゲーム向けのハイエンドIntel NUC「Skull Canyon」が発売、実売9万円以上

　Core i7やIris Pro Graphic、Thunderbolt 3などを搭載したハイエンド仕様のIntel NUC「Skull Canyon」の国内版がついに登場、「NUC6i7KYK」が発売された。

　店頭価格は税込89,800～93,280円。販売ショップはツクモパソコン本店、ツクモeX.パソコン館、パソコンショップ アーク、BUY MORE秋葉原本店、テクノハウス東映、ドスパラパーツ館。電源ケーブルは別売り。

　海外では5月から出荷が開始されている。

Core i7-6770HQやIris Pro Graphic 580を搭載したハイエンド仕様のIntel NUC

価格は税抜き表記

　NUC6i7KYKはゲームやワークステーション向けをうたうハイスペック仕様の小型PC自作キット。筐体デザインは従来のNUCから一新されており、ブラックを基調とした横長の薄型デザインに変更、天板にはIntelのハイエンド製品ではお馴染みのドクロのイラストが描かれている。また、製品パッケージもハイエンドを意識したつくりになっており、Extreme Editionと同じブラックを基調としたデザインを採用している。

　CPUはSkylake世代で4コア/8スレッド、動作クロック2.6GHz（ブースト時3.5GHz）のCore i7-6770HQを搭載、GPUは4K/60Hz表示にも対応したIris Pro Graphic 580を内蔵している。

　このほかの搭載デバイスは、7.1chサウンド、HDMI 2.0×1、Mini DisplayPort 1.2×1、Thunderbolt 3（USB 3.1対応）×1、1000Base-T LAN×1、IEEE 802.11ac無線LAN、Bluetooth 4.2、USB 3.0×4、UHS-I対応SDカードスロットなど。メモリはDDR4-2133 SO-DIMM対応で、スロットは2本。M.2スロットは2本で、SATAまたはPCIe SSDに対応する。本体サイズは211×116×28mm。

　なお、天板は交換可能で、3Dプリンタを使って自作することもできる。IntelのWebサイトではSTEP形式のファイルが公開されている。

[撮影協力:ツクモパソコン本店とパソコンショップ アークとBUY MORE秋葉原本店とツクモeX.パソコン館]