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コンパクトで左右分離型、レイアウトフリーのキーボード「Barocco」が発売

一方のユニットに全てのキー入力操作を割り当てることも可能

 右と左へ真っ二つにしたような、ユニークなデザインの台湾Mistelのエルゴノミクスキーボード「Barocco」が、国内代理店のアーキサイトから発売された。

 キースイッチはCherry MXで、店頭ではスイッチのタイプが異なる4モデルが販売されている。ラインナップは、いわゆる黒軸の「MD600-AUSPLGAA1」、茶軸の「MD600-BUSPLGAA1」、青軸の「MD600-CUSPLGAA1」、赤軸の「MD600-RUSPLGAA1」で、このほか、27日(木)時点で未入荷だが、数量限定という白軸(クリア軸)の「MD600-WUSPLGAA1」も用意されている。

 店頭価格は税込16,960円前後。販売ショップはツクモパソコン本店ツクモeX.パソコン館パソコンショップ アークドスパラパーツ館

右ユニットと左ユニットの2つで構成されたコンパクトキーボード、英語配列でキー数62

左側のユニット
右側のユニット
左右のユニットを密着させた状態
コネクタ部
マクロ設定について
接続方法
他社の「巨大なEnterキー」を置いてみた
コンパクトなのに分離型
製品パッケージもコンパクト
店頭価格(税抜き表記)

 Baroccoは、英語配列でキー数62のUSB接続キーボード。本体が右ユニットと左ユニットの2つで構成されているのが特徴で、自分の右手、左手の置き方にあわせてユニットを配置し、楽なスタイルでタイピングできる。ユニット同士は付属のUSBケーブル(マイクロB-マイクロB)で接続する。

 本体は、コンパクトキーボードを真ん中で2つに割ったようなユニークなデザイン。中央の分離部分にフレームなどが無く、左右のユニットを密着させると普通のキーボードと同様のルックスになる。ただし、ユニット同士を繋ぎ止めるジョイント機構は無いので、一体化させることはできない。

 このほか、マクロ機能やプロファイル機能(3つまで)が搭載。これらにより、左右のユニットにあるスペースキーに異なるキーを割り当てたり、右ユニットのみに全てのキー操作を割り当てたりできるという。レイアウト変更機能(QWERTY/Dvorak/Colemak)も用意されている。

 左右ユニットをあわせた本体のサイズは幅295.5×奥行き124.5×高さ39.5mm(スタンドを除く)、重量は670g。付属品はUSBケーブル(ミニB-標準A×1、マイクロB-マイクロB×1)、キーキャップ引き抜き工具、交換用キーキャップ(Enterキー)など。

[撮影協力:ツクモパソコン本店ツクモeX.パソコン館]