Raspberry Pi 3の日本生産モデルが店頭販売中、仕様変更は無し

　英ラズベリーパイ財団による超小型ボードコンピュータ「Raspberry Pi 3 Model B」の国内生産モデルが、あきばお～八號店で販売中だ。店頭価格は税込5,510円前後。

日本製のRaspberry Pi 3 Model B、従来品と仕様は同じ

　Raspberry Pi 3 Model Bは、64bit対応のBroadcom BCM2387（Cortex-A53/4コア/1.2GHz）を搭載した超小型ボードコンピュータ。3月から店頭販売が始まっているが、今回入荷したモデルは生産国が日本という点が特徴。基本仕様はイギリスや中国で生産された従来モデルと変わらないが、取り扱いを開始したアールエスコンポーネンツによると「産業機器などへの組込みに必要な製造管理への対応が容易に行えるようになった」という。

　従来モデルと同様に無線LAN（IEEE 802.11b/g/n）とBlutooth 4.1（BLEサポート）を搭載しており、技適マークも取得している。

　その他の仕様は、搭載メモリ LPDDR2 1GB、基板にはGPIOピンヘッダ（40ピン）、HDMI（Rev1.4）、Ethernet（RJ-45）、USB 2.0（4基、Type-A）、Micro USB、microSDカードスロット（SDIO対応）、オーディオ・コンポジットビデオ共用端子（3.5mmジャック）などが搭載されている。電源はMicro USB経由で供給する（5V/2.5A）。サイズは85×56×17mm。

[撮影協力:あきばお～八號店]