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クラウドを利用した外付けHDDの故障予測サービスを開始、バッファロー

 クラウドを利用して外付けHDDの異常を検知するというバッファローによる「みまもり合図」サービスが5日(水)にスタートした。同社製品向けの無料サービスで、個人情報の登録も不要。

 「みまもり合図」は、同社製の外付けHDDに向けた保守サービス。無料のクライアントソフト「みまもり合図」をPCにインストールするだけで使用でき、サービスの使用料金や個人情報の登録も不要という手軽さが売りだ。

 クライアントソフトによってHDDのS.M.A.R.T.情報をクラウドに送信、HDDの状態を把握し、HDDの「健康状態」や、故障の前兆などをユーザーに通知する。これにより、故障によるデータ消失を回避できるほか、買い替えのタイミングも分かるという。

 HDDの状態を示すランクは、良→悪の順にA、B、C、D、Fの5種類(Eは無し)。

 例えば、Dランクでは「製品の劣化が進んでいます。早急にデータバックアップをしてください」、Fランクでは「製品が故障する恐れがあります。みまもり合図窓口までお問い合わせください」などのメッセージを表示して警告する。異常発生時には、「データ移行サービス」(有償)などの案内も行なうという。

 なお、S.M.A.R.T.情報をクラウドに送信するため、PCがインターネットに接続している必要がある。また、PCと接続していないレコーダー用HDDなどは、サービスに対応しない。

 クライアントソフトの対応OSは、Windows 10/8.1/7、Mac OS X 10.11以上。

[撮影協力:ツクモeX.パソコン館]