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身体の動きをセンシングするスマートアパレル「e-skin」の受注販売がスタート
VRゲームなどの開発に利用、普通のシャツと同じように着るだけでOK
2017年11月27日 08:10
身体の動きをセンシングする“スマートアパレル”「e-skin」の受注販売を愛三電機が開始した。同店は、開発者向けの「e-skin Developer's Kit」として販売中。価格は税抜き500,000円。納期は要確認。
身体の動きや姿勢などをキャプチャし、VRゲームなどの開発に利用
e-skinは、東京大学のスピンオフ企業であるXenomaが開発した、衣服タイプのウェアラブルインターフェイス。
身体の動きや姿勢などをキャプチャし、VRゲームなどの開発に利用できるデバイス。身体にマーカーを固定したり、カメラを用意したりする必要がなく、普通のシャツと同じように着るだけで済むのがメリットだ。
本体には14個の歪センサーが搭載。絶縁が施されており、汗をかいても使用できるほか、洗濯も可能という。伸縮性があり、重ね着することも可能なため、日常生活での動きをキャプチャするといったシーンでも活用できる。
材質はポリエステル80%、スパンデックス20%。サイズはXS、S、M、L、XL、XXLの6つ。男性用と女性用の2タイプがある。
e-skinで取得したデータは、胸部に取り付けるコントローラー「e-skin Hub」によって、Bluetooth経由でPCやスマートフォンなどの端末に送信される。充電はMicro USB端子で行なう。連続使用可能時間は4時間。
[撮影協力:愛三電機]